魚金醸造@渋谷 ★★★★☆

ダヴィッド作「書斎のナポレオン・ボナパルト」。ロシア遠征を決断した瞬間です。

ヨーロッパを平らげ、次いでロシアに挑むナポレオン。しかし、後世の私達は彼がロシアのクトゥーゾフの術中にハマりボコボコにやられるを知っています。世界の覇者となるべく、ロシアに挑むナポレオン。しかし、後世の私達はこのロシア遠征が破滅への序曲だというコトを知っています。

さて、本日のお店も歴史のひそみに倣うのか、それとも…

魚金醸造

新橋を平らげ、新宿、渋谷等々主要都市を攻めまくり、もはや魚介居酒屋の覇者の鼻息の魚金閣下。そんな魚金閣下は攻撃の手を緩めず、次に挑んだ新業態はまさかのクラフトビール醸造。

でも、クラフトビールはあんまり好きくないので（じゃあ、何故来た？って言わんといて下さい。ランチにはランチの売りがあるのです。後程。）、普通に定食のみをいただきます。

山盛りアジフライ定食

珍しく油物をいただくコトにいたしました。

「山盛り」とありますが、二匹の鯵をそれぞれ縦に割ってカサを増し、山に見せております。「商売と屏風は曲がらなきゃ立たない」を実践されております。流石は魚金閣下。

んじゃ、熱いうちにいただきましょうか

美味いですね〜★★★★☆

カリッとサクッと揚がった衣は軽くて、鯵の旨さを邪魔しません。鯵自体は少々小ぶりですが、旨さは一丁前で十分いただけます。

こちらはランチの売り（お待たせしました）の釜揚げしらす。

こちらは立派なサイズのしらすで味が濃いいです。酒があれば絶好のアテですが、本日はご飯の友です。米の飯をこんなにガンガン食ったの久しぶり。しらすの魔力です。

こちらはおツレのよくばり幕の内定食。刺身にクリームコロッケに塩鯖、と確かによくばり。

鯛を一切れ強奪しましたら、肉厚でコリコリしていて脂が乗っててめっちゃ美味い★★★★★ 魚金の看板は伊達じゃないです。

ちょいと魚金さん、調子に乗って手を広げ過ぎてんじゃないの？と意地悪い気持ちでやってきましたが、返り討ちです。まだ当分は魚金閣下の御代でございましょう。