大坂府立図書館は、中之島の中央公会堂の隣にあるので、先週の公会堂の見学の帰りに寄りました。
長く耐震工事中で、3年ほど前に行った時には 外壁は覆われていました。正門からも入れませんでしたが、工事の終了後は 正門から入れるようになりました。
石造りの、誠に堅固で立派な建築です。
※ 大阪府立中之島図書館 1904年開館 1904年にネオ・バロック様式で建てられた建物は、1922年に左右の両翼を建て増しし、現在の形となった。本館は大阪大空襲の戦災からも免れ、幾度かの書庫の増築を経て、今も残っている。1974年、本館と左右の両翼が共に国の重要文化財に指定された。
大阪府立中之島図書館(おおさかふりつなかのしまとしょかん、Osaka Prefectural Nakanoshima Library)は、大阪府大阪市北区中之島一丁目にある大阪府立図書館。蔵書数は約55万冊。建物が重要文化財に指定されている。
大阪府内に2館ある府立図書館のひとつ。大阪府立中央図書館(東大阪市)が一般書から学術書まで幅広い分野の本を所蔵しているのに対し、中之島図書館は古文書や大阪関連の文献、ビジネス関係分野の書籍・資料に特化している。
正面の大階段の先に設けられたポルティコには、コリント式の列柱が並び、
立派な三角形のペディメントを支えている。
中に入れば、ドーム屋根に吹き抜けの円形ホール。
二階に上がる階段が目の前にあり、木製の手すりが大変立派です。
壁に飾られた銅像に、ここは学びの図書館であると印象付けられます。
グルリと吹き抜けを取り巻く手すりの連なりがりが、リズミカル。
2階の部屋の半円形の窓の形が面白い。船の舵のようにも見えます。
窓の向こうに大阪市役所が見える。
それほど大きいものではない建築だが、階段やドーム屋根が特徴的です。
改修後にできたカフェで、J友さんとお茶しました。
平日の夕方、静かなカフェは人影は少なく お洒落な穴場です。
私はフルーツパフェ、J友さんはバナナケーキ。女子が喜びそうな盛り付けです(^^♪
明治・大正・昭和と激動の時代をくぐり抜け、現代も使われて人と共に生き続ける、
美しい建築物に囲まれたひととき。とても有意義な一日になりました。
昨日、朝日新聞で連載中の記事に、府立図書館が載りました。
毎回、大阪の歴史や建築をからめて紹介している記事です。