日曜日という事もあったので、昨日の神戸は地元民以外の遠征のJ友さんたちも多かったです。映像が始まったら大きな歓声、嬌声が上がって、ジュリーはヴィヴィッドな反応を嬉しく思った事でしょう。始まる前から大きな期待と熱気に包まれていたと思いました。
映像の最後の口の動きは、断然「ありがとう派」でしたが、昨日は「愛している」と動いたようにも見えて、まぁ どっちでもいいか~ どちらでも嬉しいです(^-^)
8日の浪切では特に声が良かったと聞いています。神戸は初めはチョっとガラッとしたところがありましたが、歌うごとにどんどん声が出て、声の力強さ、繊細さ、甘さと、ジュリーらしい持ち味が十分に発揮されていると思いました。若い時の声の透明感のある美しさに、年齢を重ねた分 さらに味わいが加わって包容力のある、豊かな声だとつくづく思います。多くの歌手たちが、年齢を重ねるごとに声量や声の艶を失っていく人も多い中、ジュリーの豊かな声は本当に素晴らしい・・・A面曲はほんとにどれも素晴らしいのだけど
今回の曲の流れで 特に好きなのは
20 愛の逃亡者 THE FUGITIVE
21 アリフ・ライラ・ウィ・ライラ~千夜一夜物語~
22 STEPPIN' STONES
23 CHANCE
24 ラヴ・ラヴ・ラヴ
「愛の逃亡者」は今までのライブで長く歌っていないので嬉しい。何たってジュリーが超売れていた頃の、様々な思い出がい~っぱいある 高校生だった我が青春の1曲です。
「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ」「STEPPIN' STONES」「CHANCE」は映画「リボルバー」の前年辺りの87年くらいです。もう30年も前だけど、この3曲はジュリー自身に色々あった頃ですが、そこに深く触れたくないので、曲をじっくり聴きこんでいませんでした。ジュリーもTVのベスト10番組に出ることも無くなっていました。すでに歌番組自体も減っていった頃ではないでしょうか。そうなると、ますますジュリーの新曲を聴く機会がなく、印象が薄いとしかいいようがない3曲(アリフはCM曲なので、そう印象薄いわけじゃないけど)
今回「アリフ」の腕をシュッシュッと何度も切れよく降り下ろすところが、心からカッコイイ~!! 当時のおそろしく色っぽいジュリーの姿と、今の髪の短いジーさんのジュリーが思わず重なるの。ぜ~んぜん 変わり果てちゃったんだけどさー(笑) 「STEPPIN' STONES」「CHANCE」も今回のライブで見直しました。長らくライブでは聞いていなかった曲を聴けることは、ファンとして幸せです。
そして「ラヴ・ラヴ・ラヴ」もちろんタイガースのフィナーレを思い出すけれど、今はそこをとうに超越してジュリーとファンとの間の、まさに愛の賛歌。思わずジンワリと涙が浮かびます
1階後方席のJ友さんによると、いつの間にか通路に観客が多数立っていて、押すな押すなだったのだとか。まるで、昔昔 少しでもジュリーに近寄りたくて、通路に押し寄せた頃を思い出してしまいました 全然 係り員の注意もなかったそうで、あんまり大勢でどうしようもなかったのかしらん?
終わった後の混雑がまた大変で、人人人人人
ロビーが人波で埋まってしまって、下りエスカレターの場所がどこにあるのかも わからない 係員が声を出して整理していましたが、あんまり役には立っていなかった気がします。いや~ ほんとに凄い混雑ぶりでした。気がゆるむと危ないという、身の危険を感じました。
ちょうど30年前の1987年、ガ~ラガラの神戸文化センターの客席を知っているので、この大盛況ぶりはまさに隔世の感。地道に信念を曲げずに真っ直ぐに、ジュリーが歌ってきたからこそで、結局 時代の方がジュリーに寄り添ってきたのだわ。
ライブが終わった後は、遠征のJ友さんたちと、お互いに遠慮なく飲んで食べての楽しい宴会になりました。ご一緒してくださった皆様、お世話になり有難うございました。
宴がはねた後、夜の神戸国際会館。
また来年の古希までサヨウナラ