僕が子供の頃、東京の墨田川は黒く臭くとても汚かった。下水の整備が遅れていたし、戦後のやっつけ経済活動で汚水対策などほとんど考慮されない工場排水が流れていたからだろう。川から硫化水素の臭気があがっていた。それでも、1960年代からボチボチ対策が進み、70年代後半には改善がなかば進み、今では水上バスも就航し川風をうけても気持ちよいほどになっている。同様なことは多摩川でも起こってきた。経済活動の進行は、はじめから環境対策をしながら少しづつやればよいとは、口先では言えても、現実はとりあえず生産優先とかで進められることになるのだろう。これからもか。
今回のトランプ大統領の暴挙決断は、おそらくきわめて利己政治的な事情によると思われ、温暖化の対策の不必要性とかの判断から発したものととらえる必要はないと考えるのだが、経済活動の進行と環境配慮から見る側面(立てまえ全面?)はあるには違いない。すこし、だいぶ、違う話だが、環境的問題の進行と経済側面の進行、タイムスケールなどについては、いろいろ考えさせられる。
写真は全く(でもないかもしれない)違うが南信州飯田市の汚水管マンホールの蓋。天竜川の水質と関係するだろうが。
今回のトランプ大統領の暴挙決断は、おそらくきわめて利己政治的な事情によると思われ、温暖化の対策の不必要性とかの判断から発したものととらえる必要はないと考えるのだが、経済活動の進行と環境配慮から見る側面(立てまえ全面?)はあるには違いない。すこし、だいぶ、違う話だが、環境的問題の進行と経済側面の進行、タイムスケールなどについては、いろいろ考えさせられる。
写真は全く(でもないかもしれない)違うが南信州飯田市の汚水管マンホールの蓋。天竜川の水質と関係するだろうが。