マロリーな日日(にちにち)

癒し系ソフト・ボトルメールの作者が、ガツガツ派では見えないゴロゴロ視点で、ビジネスの世界を観察していきます。

オトナの夏休み(DVD編)

2006-08-12 01:16:11 | 閑話
奥さんが娘を連れ、一足先に帰省しているため、久しぶりの一人暮らし。
ちょっぴり寂しいが、ここぞとばかり、たまったDVDをチェキラ。
いずれもDVDが出たてのころに入手したけど、見る機会がなかったの・・・。
なので、出尽くした王道のレビューとはちょっと異なる視点でコメント。

「宇宙戦争」
 スピルバーグ+トムクルーズ版のやつ。
 年配の先輩がつまらんといっていた意味がわかった。「プライベート・ライアン」のように史実に基づいていると思えば、激しいシーンも見られるんだけど、宇宙人による意味不明の大量虐殺をネチネチと映像化するのは見ていて気分が悪い。
 エンディングも原作とは異なる21世紀版のものを期待していたのですが、オープンニングの映像で、もう明らかになってしまうし、これまたガックリ。
 でもね、「アメリカン・ビューティー」(99年)を見たときに感じた、変わりつつアメリカを感じたのです。今までのハリウッドだったら、「インディペンデンス・デイ」(96年)のように米国人が、宇宙人の地球侵略を英雄的行動で阻止しちゃうというような「宇宙戦争」作りかねないですよね。しかし、主役のトムはトライポッドをたしかに1機やっつけますが、基本的に逃げて逃げて逃げまくっているうちに、敵が勝手に死んじゃうわけですよ。
 これ、ハリウッドにしては相当ナイーブな映画なワケでそこに時代を感じちゃいました。
 ま、「宇宙戦争」の原作、「アメリカン・ビューティー」の監督はともに英国人なので、ピュアUSAってわけじゃないですけど。

 余談ですが、宇宙人による人間の虐殺シーンといえば、鬼才・楳図かずおの「14歳」の方が自分的にはショッキング。「宇宙戦争」もその後の、トムの娘のPTSDの方が親としては気になってしまいます(^ ^;
 てなわけで、こっちを推薦。

アメリカン・ビューティー

ソニー・ピクチャーズ

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14歳 (1)

小学館

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「ローレライ」
 監督の樋口さんとは一度だけお話をしたことがあります。座敷にあった座布団を背中に乗せて、ガメラ! という一発芸をしてくれた気さくな方でした。
 映像はリアル路線だけど、そこに超能力者(?)がでてきちゃうのでややアンバランスな印象ですかね。スイマセン。
 でも、その超能力者・バウラ役の香椎由宇(かしいゆう)がかわいかったので許します。
 で、こっちを紹介(^ ^;

香椎由宇 クレメンティでお買いもの

ポニーキャニオン

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「あずみ2」
 1作目が意外にも良かったので。で、見ているうちになんだか、これ、アニメの「獣兵衛忍風帖」っぽい敵が多いなぁと思っていたら、エンドロールで脚本・川尻善昭さんのお名前が。獣兵衛の監督さんじゃん。納得。
 この映画も、上戸彩がハマっているので許します。

 で、紹介するの川尻さん監督作品を含むオムニバスのこっちかな?

アニマトリックス 特別版

ワーナー・ホーム・ビデオ

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「血と骨」
 寿命というものはやはりあったほうがいいんだなと感じた。
 加齢は世の中のパラダイムシフトにかかせない要素なんだなぁとしみじみ。

 これは、このまま紹介。

血と骨

ポニーキャニオン

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1 コメント

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Unknown (toyo)
2006-08-24 18:29:10
ローレライ、こないだケーブルでやってたので、やっと観ましたけど、残念ながら最後まで観れませんでした。なんつーか、3ヶ月で連載打ち切りの少年漫画って印象でした。すんません。そういえば、香椎由宇の衣装が意味も無くエロいのは監督の趣味なのかなぁ。嫌いじゃないけど。



他は観てないですね。てか、観ようと思わなかった。

いろんな意味で今観たいのは↓ですね。



『ダスト・トゥ・グローリー』

http://www.glassymovie.jp/d2g/



ドキュメンタリーですけどね。ホントの人間が映ってることを期待。



あと最近は、NHKのエル・ポポラッチがお気に入りです。
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