このジョークを紹介していただいた。最近フリーター問題にかこつけて(※)とても有名になったジョークらしく、なるほど「アメリカ人旅行者」「漁師」で検索すると、沢山ヒットする。ひとまずこちらのウィキペディア項目にも載っている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%AF
※漁師を日本のフリーターに言い換えたバージョンがあるとのこと
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私の考えでは、このジョークは相手(日本の都会に住んでいる君)に対して、
「で、君とこのメキシコ人漁師とでは何が違うか?」
と問いかけて、
「そう、このメキシコ人漁師は無尽蔵の海洋資源を占有している。でも君は何も持っていない。」
と結ぶことで完結するジョークだと思う。つまり、勝ち負けでいうと、
無尽蔵の海洋資源を占有しているメキシコ人漁師 > ハーバードMBAのアメリカ人 > 日本の都会に住んでいる君
つまり相手を絶望に突き落とす/あるいは決断を迫るジョークなのである。