脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

バァバの点滴入院。

2014年07月12日 23時24分10秒 | 近況
朝、精神病の母親が具合が悪いので、また入院したいと騒ぎ出した。
去年も七月に精神病院に入院しているのだが、何となく暑くなってくる
と騒ぎ出す傾向がある。今度は近所の一般病院に入院して点滴を受けた
いという。そんなことして治る病気ではないのだが、O病院に電話して
事情を話した処、とにかく診察に来て下さいとの事。

徒歩7,8分のO病院にタクシーで行き、医師と面談して、5日程度の検
査入院ということで、即時入院が許可された。但し、部屋は個室しかな
く、一日21,000円だという。高いが仕方ない。全く贅沢な病人で
ある。手続きをして病室に案内され、母はベッドに横たわると、アレ、
何だか治った、入院するんじゃなかったというので、コイツ、ふざける
なと、頭を小突いてやりたくなった。

五日間入院して、精神科の処方薬を飲みながら、毎日ブドウ糖とビタミ
ンの点滴を打ち、足がふらつくというので、歩行のリハビリもして貰っ
た。リハビリが効いたのか、以前より顔付きが良くなった。5日入院で
175,000円掛かった。病気が寛解した訳でもなく、コレって、
やっぱり高いよな。

退院して帰宅すると、真っ先に仏壇に線香をあげに行き、、お彼岸なの
に何もお供えがしてない、ホトケさんにお茶も淹れてないだのと、グチ
グチと不機嫌が始まった。こっちだって毎日家事をして、入院患者であ
るアンタの世話もしているのに。死んだ人間の事より、生きてる人間の
面倒見で精一杯だよ。

そんなに仏壇が気になるなら、自分がやればいいのに、、、この暑いの
に何が仏様のお茶だ、何だか怒りが沸いてきて、面倒臭いので、ペット
ボトルの緑茶を仏壇の湯呑に入れておいた。こういう仏壇の御茶入れは、
先祖供養の気持ちになってやらないと、意味がないのだろうけど。

入院中は少しは晴々したイイ顔をしていたのに、家に帰るとまた元に戻
ってしまう。元の木阿弥である。うつ病というよりは、気分障害、端的
に言えばヒステリーなのだろう。ヒステリーを治療する薬はないそうで
ある。

自分の思い通りになってないと、気がおかしくなるようなのだが、これ
は精神病というより、本人の性格が根本問題である。(でなければ、発達
障害のような器質性の問題だが)、それにしても、若い頃からの精神修養
が足りないのである。ストレスや欲求不満への耐性や対処能力が全く不
足している。未熟なまま周囲にぶら下がり、歳を取っただけなのだろう。

明日の日曜は、お彼岸の墓参りである。亡くなった祖父母の墓だが、母
はそれの一人娘である。死んだジイちゃん・バアちゃんは、子育てをど
ういう風にしてたものやら、死人に口があったら、訊いてみたい。


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