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日々を綴る私のブログ

今日心に響いたことと好きな絵を、
気まぐれに描きながら続ける日記。

マーちゃんの存在

2006-02-08 | 嘗て我が家の猫達

ウーちゃんの活躍のかげで、すっかり存在感の薄くなったマーちゃんですが、
毎日皆と、我が家で静かに暮らして、年を重ねていました。
これ・・と言った特別なこともなく、毎日たんたんと過ごしていたのです。
ただ年と共に外へも出なくなり、寝ていることが多く、
食事もますます小食になって、私は食べさせるのに一生懸命でした。
好きなものを一口、二口と食べるだけで、すぐ逃げてしまいました。
「わずかな食事で良く元気で居られるな? 」と思えるほどでした。
マーちゃんは風邪を引いても病院に行くほどではなく、直ぐ治り、
予防注射もしたことが有りませんでした。
でも少しづつ年と共に、体重も軽くなり、抱っこすると2~3ヶ月の
子猫のように軽くなって、筋肉もなくなり、ごつごつの骨だらけの
痩せた身体になったと感じるようになりました。
そんなマーちゃん、もうかなりの年でしたが、まだ遊ぶ楽しみは覚えていました。
ウーちゃんに紐を引いて遊んで上げていると、突然・・ぱあ~っと飛び込んできて
必死で遊ぶのでした。それを、あきれてポカ~ンと見ているウーちゃんの前で
紐に合わせて走るマーちゃん・・「貴方の何処にそんな元気があるの?」・・と
聞きたい位、遊ぶ時は若くて元気なマーちゃんでした。
雌猫は幾つになっても、子供を育てると言う能力が備わっていて、たとえ年老いても
子供を育てる為に狩をする、と言う本能は失わないと何処かで聞いた事が有ります。
マーちゃん「私・・まだまだ・・こんなに元気よ!」と言っていたのでしょう。
人間の都合でお産をさせて上げなかったマーちゃんに申し訳ない思いです
・・「マーちゃんごめんなさいね」・・。

(写真・・お昼寝マーちゃん)




猫の東大

2006-02-07 | 嘗て我が家の猫達

我が家の猫のウーちゃんは、人の言葉が良く理解できました

私はTさんに「ウーちゃんは賢い仔だから、もし猫大学があったら、
きっと、猫の東大まで行けたね!」
そして、「きっと主席で卒業できたね!」と、何度も話したものです
私たち親バカなんですが・・・本当に賢い仔でした

私が牛乳を飲もうとして、冷蔵庫から取り出すと、直ぐに側に来て、
欲しそうにします「ウーちゃんもミルク飲みたいの~!」「のむ?」と聞くと、
「ノムウ~」と言います・・私の顔を見上げて「ノムウ~」とです

ニャ~とかミャ~では有りません、「ノムウ~」と聞こえました。

いらない時は「飲まない?」と私が聞くと、「ノマ~ン」と言いました。

これ、本当に猫のウーちゃんが言ったのです
録音取っておけばよかったな~!
テレビで犬がおしゃべりできると話題になった時も、Tさんと
「内のウーちゃんの方が、もっと上手に喋れるよね~!」と話したものです。

そう言えば、終わりごろには、「ノムウ~」と「ノマ~ン」が
ごっちゃになって、要る時に「ノマ~ン」になり、要らない時に「ノムウ~」に
なって・・「ウーちゃん、どっち?」と聞いたものです。
そして、くるりと背中を見せると「ノマ~ン! 」なのね、と分かりました

(お絵かきツール・・「ノムウ~?」)

先生、噛みたてです!

2006-01-30 | 嘗て我が家の猫達
ウーちゃんは、ボス君と勇敢に戦うものですから、
何度も、お腹を噛まれました。
私たちには、どうして何時もお腹を噛まれるのか
分からなかったのですが、ある時又噛まれて
病院に連れて行くと、先生が「ウランちゃん、降参と言って、
ボスにお腹を見せてはダメよ!」とおっしゃいました。
どうやら、ウーちゃんは、勝てないと思ったら直ぐ降参してた様です。
それも、お腹を上して、丸腰で!そんなことしたら
「はいっ、お腹どうぞ噛んで下さい!」と言っている様なものです
もう~ウーちゃん・・お人よしなんだから!・・いいえ猫よし何だから~!
と言うことで、ボス君に噛まれる訳が分かりました。
そして、私も利口になりました
ウーちゃんが噛まれたな!・・と分かったら・・何はさておき、
ウーちゃんを連れて病院に走る事にしました。
ある時、急いで病院に行き診察室に入ると・・看護士さんが、
大きな声で「先生! ウランちゃん・噛みたて~です!」と
先生に報告して下さいました。
その言葉に、私は「ぷっ・・ふふふっ」と成ったのでした。
先生のおっしゃったとおり、お陰でその時は一日で治療は
終わりました。やはり・・直ぐが・・噛みたてが正解でした
それ以来、我が家では「先生、噛みたてです!」が
流行語となりました
今でも「先生、噛みたてです!」は耳に残っています

(お絵かきツールで・・噛まれるウーちゃん)

ボス猫と戦うウーちゃん

2006-01-29 | 嘗て我が家の猫達

マーちゃんとウーちゃんと2匹がベランダで、
日向ぼっこをしていると、時々野良猫のボス君が、
やって来て2匹をいじめたものです。
内の猫は2匹共避妊の手術をしていました。
だから春や秋が来ても、賑やかに鳴くことは無かったのですが、
野良猫のボス君には、そのことが気にいら無かったのでしょうか、
「こら~っお前達雌猫やナインか~あ、ナインならウロウロするな~!」
と言っていたのか・・どうかな?・・きっとそうでしょう!
2匹を見ると声を変えて、鳴きながら近づいてきて苛めました。
そんな時マーちゃんは我一番に逃げ出します、ウーちゃんを残して。
でもウーちゃんは勇敢にボス君に向かって行きました。
怖く無かったのでしょうかね?
私たちが側に居る時は「ウーちゃん~だめよ~止めなさい~!」と
必死で引き止めたものですが、でも、居ない時は・・戦っていたのでしょう。
時々怪我をしていました。そうそう、何度か腹を噛まれたことがありました。
猫の皮膚(皮)は丈夫で敗れないのです、だから噛まれても傷口が、
広がらず、歯の跡がつくだけで怪我が見えません。
皮膚の中で化膿して痛くなるまで、私たちには分からなかったのです。
何度か、こんなことが有りました。
ウーちゃんの元気が無く、抱っこすると「ギャ~ッ」と悲鳴をあげるので、
どうしてだか分からず・・病院で診て頂くと「お腹を噛まれてますね」と
おっしゃって「噛まれてから何日も過ぎていて、そこが化膿しています」
「噛まれて直ぐだと、治療は一日で済むのですが、暫く通って下さい」
と言うことで、病院大嫌いのウーちゃん、治るまで通うことに成りました。
長くなるので続きにします。

(お絵かきツールで・・戦うウーちゃんと逃げるマーちゃん)

ウーちゃんの目差し

2006-01-27 | 嘗て我が家の猫達
ウーちゃんとの思い出の中に、がドキッとしたことがあります
それは私が、何かしている時・・「私見られてるな!」と
視線を感じることが時々有りました。
その視線は、ウーちゃんの瞳でした。
知らん振りして・・そ~っとウーちゃんを見ると!
じ~っと・・見てるんです、ひたすら私の顔を、
私の目をウーちゃんに合わせると「あっ!」という感じで、
目を逸らし、なんとも照れくさそうにしてうつむきます。
その表情が、とっても可愛いかったです
そしてまた、ゆっくり顔を上げて私を見ます。
そんなウーちゃんを見て、私もなんだか、
気恥ずかしい様な・・照れくさい様な・・心がドキッとした様な
・・そう~まるで恋人に見つめられた様なかな(笑)・・
ウーちゃんとの思い出、そんな静かな日々を味わったものです。
もしかして、ウーちゃんは私の恋人だったのかな

(ウーちゃんの瞳・・お絵かきツールで)




どれで叩きましょうか

2006-01-25 | 嘗て我が家の猫達

猫も肩がこるらしくて、ウーちゃんは肩たたき大好きでした。
私が自分の肩をトントンとたたいている時、
ウーちゃんが側に来て、「それっ・・何してるの~?」と
まじまじと見るので「ウーちゃんもトントンして上げようか?」、
バカな私が、猫の肩・首・と写真の肩たたきで軽くマッサージしました。
「うわ~っ!気持ちいいです~!」とウーちゃん、目を細めます。
それからです、ウーちゃんに肩たたき請求される様になったのは。
それも生意気にですよ、コ・ダ・ワ・リ・があって、
どの肩たたきでも、いいのでは有りません。
私本当にバカだから「あっ・・お客さん・・これはだめですか?」
「では・・こちらはどうですか?・・ああっこれがいいようですね!」
取替え引き換え、ウーちゃんの喜ぶ肩たたきでマッサージしました。
誰でもそうですが、一度やると癖になりますよね!
猫のウーちゃんも、すっかり癖になりました。
何時まででもやらされます「もういい!」て、言わないんですもの!
毎朝肩たたきの入れてある、マガジンラックの前で同じ時間に、
マガジンラックの方を向いて座り、後ろを見ながら、
私が肩たたきを手に取るのを待っています。
しっかり請求してくれます・・私時間が有る限りさせて頂きました。
でも仕事で出かける時は「ごめんね、今日はちょっとだけよ!」と
Ⅰ~2分でやめて、不服そうなウーちゃんを残して出かけたものです。
私ちょっと後ろ髪引かれながら・・・

(写真・・どれがいいかな?の肩たたき)





マーちゃんのオシッコ

2006-01-24 | 嘗て我が家の猫達
子猫だった頃から、ウーちゃんは、オシッコの失敗は一度だけでした。
我が家に来て直ぐの頃、私が猫のトイレに座らせて教えました。
何度も何度も根気良く、そのお陰でオシッコは、
「ここでするんだ!」と覚えてくれました。
トイレでした時「ま~!ウーちゃんおりこうだったね~!」と、
頭を撫でて・・大げさに・・シッカリ・・ほめました。
ほめると、ほめられることが心地良く、嬉しかったのでしょうね、
もう・・5分おきにトイレに座ったものです。
その時・・よくは覚えていませんが・・確か?・・側に居てその様子を、
マーちゃんも見ていたはずなのです。
それからだったでしょう、マーちゃんがオシッコの失敗をしなく成ったのは。
実はマーちゃんはそれまで、布団でオシッコする常習犯だったのです。
それまでは、「おや~コタツ布団の上で・・じっとして目を細くしているな!」
と思って近づくと「わぁ~!大変・・オシッコしてる~!」とか、
夜寝ている時も、布団の上に上がって・・座ってじぃ~っとしています、
「おやっ!」と思った時は、すでに遅し・・やられていました。
猫には体臭は有りませんが、オシッコもウンチも・・それはそれは臭います。
夜中であろうと、私はもう大変でした、すぐ布団を風呂場に持って行き、
洗濯しました、そして当然、マーちゃんはきつく叱ったものです。
でも不思議でした、ウーちゃんが我が家に来てからは、
その癖が無くなったのです。マーちゃんにもプライドがあったのでしょうね、
きっと、ウーちゃんに叱られるところを、見られたく無かったのだと思います。
猫の話・・続きにします。

(絵・・マーちゃんオシッコ?)






ウーちゃんは太陽

2006-01-23 | 嘗て我が家の猫達
個性が強く人間嫌いな、マーちゃんとは違って、
ウーちゃんは、人なつっこく何時も私たちの側に居ました。
だから当然、ウーちゃんは可愛がられます。
抱っこ大好き・・私が抱っこすると、私の肩に手を掛けて、
私のほっぺに、ウーちゃんのほっぺを、ぺたっとくっつけて、
右・・左・・と交互にスリスリしてくれました。
その時の柔らかい、ふかふかの暖かさが、今も忘れられません。
それから・・Tさんが食事で座る時、
必ず側にやって来て、膝の上に上がりました。
するとTさんが、猫撫で声で「は~い、良く来たね、はいお座りして~!」
と何時もの決まりのポーズで膝の上に座らせて、
お酒のおつまみを手の平に少しづつのせて、食べさせました。
私はその姿を見て、心が温かくなって自然に顔が緩んだものです。
ウーちゃんが居た17年間で、私の記憶に、ウーちゃんを叱った事は
我が家に来て初めの頃、おしっこをトイレではなく、
畳の上にした時くらいです。その時叱って以来、
トイレの失敗は2度と無かったです。
それくらい、ウーちゃんは、いい子で我が家の太陽でした。
続き・・次にします。

 (お絵かきツールで描いた、ウーちゃん抱っこ)



猫の魅力

2006-01-21 | 嘗て我が家の猫達

猫もそれぞれに個性が有り、それぞれの生き方が有ります。
猫は犬の様に、ご主人様に忠実に仕えると言うタイプでは有りません。
猫は人に仕えるのでは無く、むしろ人を従えていると言うタイプです。
あの・・つ~んと澄ました・・気高い振る舞い、
「貴方なんかの思う様には成らないわ!」とでも言ってる様な!
そんなところが、猫好きな人にとって、たまらない魅力なんだと思います。
そこで、猫らしい猫と言えば、マーちゃんがそうでした。
自分を人に合わせる事はけしてしません。
どんなに勧められても自分が食べたいと思わないと食べない!
どんなに猫じゃらしを振られても、自分が遊びたいと思わないと遊ばない!
抱っこは大嫌い! 頭をなぜられても嫌な時は、その手をガブリとかぶる!
しかし、自分が甘えたい時は、グルグルと喉を鳴らして
寄って来て頭をスリスリしたり、寝る時でも布団の中にでも入ってくる、
好きな食べ物が有る時はウーちゃんより前に座る!
こんな風に書くと、マーちゃんは可愛く無い仔に見えますが・・
可愛い猫らしい、魅力有る猫だったと思います。
「この家の一番魅力的な猫で居たい・・私!」とマーちゃんは言ってたんだと
私は思っています・・・
猫の話続きにします。

(お絵かきツールで描いた・・マーちゃんです)


猫の話の続き

2006-01-20 | 嘗て我が家の猫達

久々に又、我が家で暮らした猫たちの思い出を書きす。
我が家で暮らした猫は・・娘が1歳の時から・・全部で8匹飼いました
タマ(玉三郎)、まり、黒(黒兵衛)、クロ(黒兵衛二代目)、マリ、アトム、
白助、ウラン・・の順番です。
白助君が亡くなったことはもう書きましたので、
最後のウランちゃんと、その前のマリちゃんのことを思い出してみます。
白黒模様のマリちゃんは、我が家で20年目に天国へ逝きました。
銀トラ模様のウランちゃんは、17年目に天国へ逝きました。
この二匹が共に我が家で暮らしたのは14年間でした。
我がままで・気が強く・猫らしく・ちょっと個性の強いマーちゃん。
愛嬌良しで・人懐こい・甘え上手なウーちゃん。
ウーちゃんが人に甘えれば甘えるほど、
マーチちゃんは人から離れて行きました。
マーちゃんは、いつも・カゴベットで寝ています、
「マーちゃん~おいで~!」と呼んでも、
ふてくされている様で皆の側には来ません、
きっと人に甘えるウーちゃんのことが、ねたましかったり、
「ふん・・猫が人間にベタベタと愛想なんかして・・猫らしくない仔」と
気に入らなかったのでしょう・・(これは私がそう想像しました)。
だから思い出すのはウーちゃんのことが多いです。
マーちゃんはウーちゃんに全部任せて譲っていたのでしょう、
長くなるので続き・・次にします。

(絵・・シンピジュウム・・さつき画)