日々を綴る私のブログ

今日心に響いたことと好きな絵を、
気まぐれに描きながら続ける日記。

ウーちゃんも老いてゆく

2006-03-31 | 嘗て我が家の猫達

ウランちゃんもマリちやんが居なくなってからは、
すっかり老けてゆきました。

猫でも人間と同じ様に、話相手や楽しく遊べる友が居ないと
老けこくだり、ボケが出たりするのだと思いました。

マリが居なくなった時、ウランは14歳でした
猫の年では、もうすっかりおばあさんです。

でもね、親バカですが・・ウーちゃんは見た目とっても若く見えました

どんな猫と比べても・・「ウランちゃんの方がづっとかわいいね!」と
いつもTさんと話ました

そんなウーちゃんも、この頃から病気が出始めました
犬の幸ちやんの様に、血尿が出始めたのです。

ある日突然・・赤いおしっこが出るのです
病院に連れて行って、1週間位通うと収まりました
こんなことが時々始まったのです。

あんなに捕り物上手で、甘えん坊で、私たちに元気をくれた
ウーちゃんも年には勝てないのです。

この頃から、「ウーちゃんもお母さんと一緒ね、年とったね!」と
話しかけて、ウランを診ながら自分の老後も思ったものです。

ウランの話続きにします。

 (絵・・カタクリの花・・さつき画)

あっ !居たの

2006-03-30 | 嘗て我が家の猫達

我が家の可愛いウランちゃんは
私たちが出かけた後・・隣のダイちゃんの様に
やはり・・泣いていたのでしょう

そう言えば・・こんな事が有りました
ウランちゃんは二階に居て、私は一階で帳簿を付けていた時

ラジオも音楽もつけずに、静かに仕事をしていたので
ウランちゃんは、てっきり・・私たちは留守と思ったのでしょう

今まで聞いた事の無い、大きな太い声で泣きながら
階段を下りて来ました

私ビックリして・・「ウーちゃん、どうしたの?」と声をかけました

すると「あっ! お母さん居たんだ~!」と言う顔で私を見ます

そして、ちょっと照れくさそうにして、私の側に来たものです

マーちゃんが居なくなってから、こんなことが時々有りました

やはり猫でも・・一人ぼっちで留守番は淋しかったのですよね

私出かける時は、おんぶして出かければよかったな!
な~んて・・・今頃思っています

 (絵・・桜にヒヨ鳥・・さつき画)

留守番は淋しいね

2006-03-29 | 嘗て我が家の猫達

昨年春にお隣へ引っ越してこられた方が、
猫を飼っておられます。

種類は良く分かりませんが? 毛が長く白に茶色の模様?
だったかな、2~3度散歩される時、見かけただけですので・・

ともかく、雑種ではなさそうな貴賓の有る

その猫ちゃんが、毎朝ご主人様が出かけられた後、
一人 (一匹) ボッチになると・・鳴くのです
とにかく一時・・泣き叫ぶ・・のです

淋しいのでしょうね
この泣き声が聞こえると、私とTさん・・切なくなります

「かわいそうね、留守の間、内に来て遊んでてもいいのにね」・・「うん」
「でも・・そんなこと出来る訳ないよね」・・「うん」
とTさんと何度もささやきました。

丁度我が家の、かわいいウランちゃんが居なくなった頃からでした。

隣の猫ちゃんの声を聞いて、分かったことが有ります
それはウランちゃんも、きっと・・私たちが仕事で出かけた日は
こんな風に・・泣いていたのでしょう
随分淋しい思いをさせたと思います。
夕方お隣のご主人様が帰られると、私ほっとします

そして何時も「ダイちゃん・・良かったね、お父さん帰られたね!」と
小さな声で、言ってしまいます。

やはり・・留守をする者は猫を飼うべきでは無いと・・私は思います

 (絵・・菜の花・・さつき画)



まだ生きている!

2006-03-28 | 日々つれづれ

お魚を沢山頂きました、赤メバルです

舟を持って居られる方で、何時も海の幸を色々と下さる方からです。

頂いたのは夜だったのですが、釣って帰られて直ぐだった様です、
直ぐに調理しようとして、流し台に置き、まな板を出し包丁を当てると
「ピクピクッ」と動きます

「うわぁ~いやだ・・ダメ!」・・私ダメです

まだ生きている魚達・・とてもウロコを取る気持ちにはなれません

すぐ元の袋に入れて、冷蔵庫に入れました。

明日にします・・今までも何度も同じことが有りました、
そのことを、友達に話したら「そんなこと言ったら、くれた人に失礼よ!」
と言われました。

だから・・誰にも言いません・・内緒です

次の日、冷蔵庫から袋を出し、恐る恐る触ってみました、
どうやら・・動かなくなったようです

「魚さん、ゴメンね・・貴方の命を頂きます、全部美味しく頂きますからね!」
と言って、ウロコから調理を始めました

生きて行くって・・本当にいろんな命を頂いて生きているのですね

 (写真・・赤メバル・・可愛そうと言いながら、並べて写す私でした)

馬酔木(アセビ)

2006-03-27 | 日々つれづれ

馬酔木の木を見ていて、
子供の頃、田舎で山羊を飼っていた事を思い出します

その頃私は、大きな山羊だったとずっと思っていましたが、
今思うと、それは私がまだ小さかったので
そう感じていたのでしょう

ある日、山羊に草を食べさせるために
畑の側の草むらに、山羊は長い紐で繋がれていました。

ところが、その側に馬酔木の木が有ったらしいのです

山羊は馬酔木の葉っぱを食べて死んでしまいました

その時から私は、馬酔木の葉には毒が有るということを知りました。

それ以来、馬酔木の木に綺麗な花が咲き、庭木になるなんて
思っていませんでした。

でも今は、我が家にも鉢植えが有り、この花が大好きです

きつと、綺麗な花にはトゲや毒が有るものなのでしょう

(馬酔木と山羊をツールで描いて見ました・・そう見えるかな?)

墓参り

2006-03-26 | 日々つれづれ

お彼岸の内に、Tさんの古里へ墓参りに行けませんでした

それで昨日、時間が取れたのでTさんと二人で参って来ました。

途中、山間を走る車窓からは
春を告げる花たちがいろいろと咲いて綺麗でした
白木蓮、連翹、梅、桃、椿、馬酔木、などなど

山間では桜はまだ硬い蕾でした
それでも、木がほんの少しピンク掛かった様にも見えました

でも暖かくなって来ましたから、来週には咲き始めるでしょ

お墓にお花を上げ、ロウソクに灯りを燈し
線香を焚き手を合わせると、
父母の優しい笑顔が浮かんで来ます

そして気持ちが温かくなり、穏やかな心になれました

「墓参りに来られて良かったね!」と話しながら
帰路に又、花たちを楽しみながら我が家に帰りました

 (写真・・見事に花を付けた、ピンクの馬酔木)


2006-03-25 | 

    昨日はすでに飛び去った鳥である、と言うけれど
      傷ついた翼では飛べまいに
 
    明日は未だ捕らえぬ鳥である、と言うけれど
      約束した鳥は捕らえたと同じでは

    今日、今日こそ確かに捕らえた鳥である、と言うけれど
      この鳥と一緒に、昨日と明日の鳥も並んでいたら

    私は、今日だけの鳥を見つめる為に

    まずは強い意志を持った鳥を、捕らえねば始まらぬ

      (写真・・鳩)

今日の心

2006-03-24 | 
    
    はらはら・・ びくびく・・ 出せない声

      黒い雲・・ 全力・・ 走る・・ 廻る
         
           ピーン・・ 出ない声
     
    エラー・・ 怖い・・  嘘・・ 絶望・・ 不安


    空回り・・ くるくる・・ 不安・・ アウト

       そして止まった・・

  ゼットコースターに乗った・・今日一日の・・ 私の心

   (写真・・沈丁花)

弥生三月の雨

2006-03-23 | 
   
   音もなく・・静かに・・静かに
    霧のように・・降り続く弥生の雨

         傘を持つ手が冷たく濡れた

             この雨に心まで濡れぬよう
              コートの衿を立て・・足早に歩く・・

             でも・・もう川辺の柳は
              黒い枝に若草色の新芽で春を告げていた

          そして・・その枝を霞む川面に延ばし
           優雅に・・しっとりと・・優しく揺れている

       冷たい雨だけど

    春も一緒に降りてくる弥生三月の雨

                  (写真・・雨の日の元安川と柳)



演奏会

2006-03-22 | 日々つれづれ

先日、ピアノとヴァイオリンのディオリサイタルを聴きに行きました。

ホールいっぱいに広がる素晴らしい演奏に、
息を呑んで聴き入りました。

こんなに沢山の人の心を射止める演奏の素晴らしさ・・・
演奏が終わっても、鳴り止まぬ拍手・・・

そして私は、このホールの中の一人であることの幸せ。
音楽っていいですね、2時間の夢の世界へ招待して頂いた演奏会でした。

 (写真・・演奏の舞台)