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日々を綴る私のブログ

今日心に響いたことと好きな絵を、
気まぐれに描きながら続ける日記。

私もちょうだい!

2005-11-20 | 嘗て我が家の猫達

ウランちゃんは、食い意地のはった仔でした。
私が冷蔵庫を開けると、必ず側に来ました。
ベットでよ~く寝てると思っても、ごそごそと起きて来るのでした。
そして「何か、ちょうだ~い」と鳴くのです。
それと、ガサゴソと音がすると、食べ物の袋を開ける音と思うらしくて、
かならず、直ぐ側に来てました。
私一人の、日曜日・・静かな静かな我が家です。
縫い物をしていましたが、3時に、コーヒーとお菓子で休憩しょうと
キッチンに行く私・・階段を下りて・・忍び足で歩き・・冷蔵庫をそ~と明け・・
お菓子の袋もそ~と破り・・と・・そこで気が付きました
「そうだ・・ウランちゃんは・・居ないんだ~!」
一人で笑ってしまいました
17年一緒に暮らしたんですものね、
そう簡単には私の頭の中から、ウランちゃんを消すことはできません

お客さん帰って!

2005-11-16 | 嘗て我が家の猫達

ウランちゃん、お客様に愛想は良かったけれど、本当は来客嫌いでした。
お客様が見えると、不服そうな顔になりました。
部屋で私と長話でも始められたものなら、私の側に、そ~っとよって来て、
私の顔を見ながら「ニャ~」と鳴きます、するとお客様は、
「まあ~可愛い!」と言われます。
それを聞いて、ウランちゃんすかさず「ニヤ~~」とお客様に向かって
ご挨拶するのでした・・(いいえ・・本当は・・違うのです)。
すると大抵、お客様は手を伸ばし、頭を撫でてくださいます。
ウランちゃん、ますます大きい声で「ニヤ~」とお客様の顔に言います。
「まあ~可愛い、いい子だね!」と言って下さるのですが、
私には分かってました、いつの頃からか・・ウランちゃんの心が。
私に向かって鳴く時は「ねえ~、お客さんに、早く帰ってもらって~」と言っていたのです
そして、お客様に向かって鳴いている時は「ねえ~、まだ帰らないの~」
そう言っていたのです。
お客様の帰られた後で、ほっとして、嬉しそうなウランちゃんを見て、
お客様に猫語が分からなくて良かったな~と、何度も思ったものです。
17年も20年も、一緒に暮らすと私達も猫語が分かるようになりました。

 (写真はちょつと、不服顔のウランちゃん)

ここ読んでる?

2005-11-15 | 嘗て我が家の猫達

朝Tさんが、新聞を読むために広げると、ウランちゃんが
必ずその、読んでる記事の上に乗りました。
Tさんは、ウランちゃんが邪魔になって「ここ読んでるよ!」
ともう一枚、隣に広げてそちらを読んでるフリをしますが、
ダメでした、どうしても読んでるところに座ります(笑)!
「新聞なんか見てないで、私を見て~!」と言ってるのです。
毎朝、「も~う・・この仔は邪魔して~!」とTさんとウランちゃんの
新聞から・・下ろす・・上がる・・のイタチごっこでした。
これも我が家の毎朝の、楽しい風景だったな~

(新聞に乗った、写真を撮ってなかったので、ミニチュアの猫乗せてみました)


誰の枕

2005-11-14 | 嘗て我が家の猫達

ウランちゃんと一緒に寝ると、私はいつも枕を取られていました。
寝始めは、確かに私が当てて寝るのですが・・なぜか?
いつの間にか、ウランちゃんが占領しているのです。

それも・・大きなイビキをかいて・・うるさくて目が覚める時も有りました。
小さな身体でよくもこんな大きなイビキかけるものだ・・と、
なんども思い(笑)、ゆすってイビキを止めたものです。
また、寝ていて身体が落ちそうで目が覚めると・・やはり、
布団の真ん中をウランちゃんが占領して、
私は布団から落ちかけていることもよくありました。
でも・・それが可愛くて・・そのままウランちゃんに譲って寝たものです。
猫は気まぐれで、私が「おいで~」といくら呼んでも、
「一人で寝るほうがいい!」といって、
自分の(ウランの)ベットで寝る時もありました・・
寒くなって・・温かいウランちゃんと一緒に寝た頃を思い出します・・

ウランちゃんの脅迫ー2

2005-10-19 | 嘗て我が家の猫達
朝「お母さんに早く起きてもらって、御飯を貰いたい」ウーちゃんは、
あの手、この手で、私をお越しました。
まず、ふんわり・・目を触る・・ほっぺにちょっと爪を立てる・・
そして・・鼻の頭を噛む・・ここで普通は起きました。
でも休みの日は、私はゆっくり寝たくて、ウーちゃんの脅迫にも負けず、
布団を顔まで被って眠ります。すると・・次は・・髪を咥えて引っ張ります。
私・・「痛いい~っ」と言いつつ寝ようとする
すると・・ウーちゃん最後の奥の手が始まります
襖に近寄り、手を襖にかけて、私の顔を見ながら、少しづつ「バリッバリッ」と
音を出して「ふすまで爪とぎしても・・い・いっ~」と破る真似をします。
この音が聞こえると、さあ大変・・私ぶっ飛びで起きまーす。
「ウーちゃん~やめてー」
と言うことで、この勝負いつもウーちゃんの勝ちでした
猫と言えども賢いです! 本当に利口です! よくもこんなに知恵が廻るものだと脱帽でした! 
ウーちゃんとの生活は、何時でも思い出して楽しめます

ウランちゃんの脅迫

2005-10-18 | 嘗て我が家の猫達
夜はウーちゃん(ウラン)と一緒に寝ていた頃か゛有りました。
そんな時、朝私が寝坊をすると、よく起こしてくれたものです。
私を起こす時、まず初めは・・ふわふわの手で目の上を触ります、
そ~とです、そこで・・私「あれっ!」と感じます。
でもそのまま眠ります・・すると次は・・ふわふわの手からちょつと爪を出して
ほっぺに、ちかっちかっ・・と当てます。私「いたっ!」と感じます。
でもやはり眠ります・・そして次は・・ふんわりと何か近づいた・・
と思った、とたんパック・・と鼻の頭をカブリつかれます
もういかに寝坊でも・・起きてしまいます・・痛いもの
ウーちゃんの勝ちです、起き上がるわたしを見て、嬉しそうに見ています
ここまでやって、起きない時は・・ウーちゃんにはまだ奥の手が有ります。
長くなるので、続きにします


新鮮な水下さい!

2005-10-10 | 嘗て我が家の猫達
ウーちゃんは、蛇口から出る水を飲むことが出来ました。
どうしてそんな事を覚えたのか忘れましたが、
蛇口から出る水が飲みたくなったら、写真の様に、蛇口をペロンとなめて、
そして、私の顔を見て「出して~!」という様に合図をします。
そして、ポタポタと落ちる水を舌で受け止めて飲むのです。
お皿に入ったのを飲む方が、ず~と飲みやすいと思うのですが、
でも、蛇口から出る水は特別に美味しい水に思えたのでしょう
ウーちゃんの、毛皮は濡れる・流し台で邪魔をする・私の手は取る・と
迷惑でしたが、やはり・・これも、姿が可愛く見えて(親バカです)
ついつい、笑って手伝ってしまったものでした。

ネズミ直ぐ連れて来ます!

2005-10-09 | 嘗て我が家の猫達
ある日のことです。朝Tさんと、ラジオを聞いていたら、
ある家で「猫がネズミを捕って来た」と言う話をしていました。
その話を聞いて、二人で「そう言えば、最近ウーちゃんネズミ持って帰らないね!」
と話したのです・・するとです・・持って帰りました
あの話から1~2時間もしない内・・得意顔で・・嬉しそうに!
「はい!持って帰って上げたよ!」・・正にそう言う顔でした。
私たち勿論、ネズミで一騒動しました!そして、ウーちゃんは満足そうでした。
私達の話をシッカリ聞いていたのです・・あの時・・何処にいたっけ?
そして、その話をTさんはラジオに投稿して、読んでもらったのですが、
原稿を読んで下さったアナウンサーさんも「これは、出来すぎだ、うそだろ~う!」
とおっしゃり、誰も信じてくれませんでした。
でも・・でも・・これは本当の話です。ウーちゃんは私たちの言葉が全部
理解出来ているな!とその時確信しました

引き出し大好き!

2005-09-26 | 嘗て我が家の猫達
猫は狭いところ大好きです。我が家のウーちゃんは引き出し大好きでした。
私が引き出しを開けて中の物を出そうとしていると、
「そこ・・開けるんでしょ!・・そこ・・入りた~い!」と言う顔で、
側に来て引き出しの開くのを待ってピョンと飛び込みます。
引き出しを閉め様としても、もうだめでした。入ったら暫くは動きません。
本当は肌着などに、猫の毛が付いていやなのですが、嬉しそうに入っている
ウーちゃんを見ると、出なさいとは言えなくて、可愛い姿に負けました
お陰で、パジャマや肌着を着る時は、まずウーちゃんの毛を払ってから
着たものです





マーちゃん、癌ができました

2005-09-25 | 嘗て我が家の猫達
人間嫌いのマーちゃん、食欲は細い方で、何時も少ししか食べない仔でした。
ウーちゃんは、食べても食べても「ちょうだ~い!」と私の顔を見れば、
おやつをねだりました。
それに比べて、マーちゃんは「これ美味しいよ、マーちゃんの大好きな魚よ!」と
お皿に入れて、口元まで持ってゆき、二度も三度も勧めてやっと食べると、
言った調子で、食事の時は、私お皿を持ってマーちゃんの後ろを付いて廻ったものです。
と・・そんなマーちゃんでしたが、ある日から、いくら勧めても何も食べなくなりました。
そして、食べても戻すようになったのです。これは変です。
見たところ、体長はそんなに弱ったり、しんどそうには見えませんが、
病院の先生に診ていただく事にしました。
先生の診断は、なんと・・喉頭癌ですとおっしゃいました。
お話では、癌の出来ている場所が悪いので手術は無理です、とのことで
「多分だめでしょうが、お薬で治療しましょう・・諦めていて下さい」
とおっしゃって、インターヘロンの注射を投与して下さる事になりました。
何日か置きに(三日おきか、一週間おきだったか忘れました)三回位受けました。
そして・・マーちゃん・・見事・・癌に勝ったのです
マーちゃん・・我が家の猫として、まだまだ輝いていたかったのでしょう・・
きっと、その気持ちが癌に勝てたのだと、私は思いました
これから、まだまだマーちゃん・ウヘちゃん・の時代は続きます