坂野直子の美術批評ダイアリー

美術ジャーナリスト坂野直子(ばんのなおこ)が展覧会、個展を実際に見て批評していきます。

ネットワーク型アートイベントの広がり

2011年02月22日 | 展覧会
北風はまだ冷たいですが、今週の後半辺りから春の陽気になるとか。アート散策も楽しみになってきました。
〈東京アートウィーク〉がこの春、美術館やアートギャラリー、アートセンターなどが自主的に連携して首都圏のアートシーンを盛り上げようとする試みが始まります。展覧会と連動してシンポジウムやトークなど各所で開かれます。
丸の内、銀座エリアでは〈アートフェア東京2011〉(東京国際フォーラム)(4月1日~3日)が最大のイベントですが、私が注目したのは、白金、品川、浜松町エリアのTABLOID GALLERYのオープンで開催される高橋コレクション「リクエストトップ30-過去10年間の歩み」です。すでにオープンしていて、前期と後期に分けて開催されるようですが、舟越桂、会田誠、奈良美智、村上隆、山口晃など第一線のアーティストの作品が並んでいます。総花的ですが、ダイナミズムのエッセンスを吸収できる内容ではないでしょうか。

◆東京アートウイーク/3月26日~4月3日/www.tokyoartweek.com


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