坂野直子の美術批評ダイアリー

美術ジャーナリスト坂野直子(ばんのなおこ)が展覧会、個展を実際に見て批評していきます。

ボストン美術館 華麗なるジャポニズム展

2014年01月13日 | 展覧会
印象派続きになりますが、こちらも見逃せない展覧会になりそうです。
世界屈指の印象派と日本美術のコレクションで知られるボストン美術館ならではの展覧会が開催されます。
テーマは「ジャポニズム」。いかに印象派たちは日本美術に惹かれたか。
モネ、ゴッホからホイッスラー、ムンク、マティスまで、さまざまな角度で、日本美術の影響をひも解いていきます。
中でも、モネの初期の代表作〈ラ・ジャポネーズ〉が修復されて世界初公開となります。赤い地に武者絵の豪華な刺繍をほどこした着物を着てポーズをとるカミーユ。
鮮やかな色合いの写実的画風は、モネの画風の幅広さを伺わせます。
工芸を含めて約150点が来日します。

◆ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展/6月28日~9月15日/世田谷美術館
 9月30日~11月30日・京都市美術館

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