坂野直子の美術批評ダイアリー

美術ジャーナリスト坂野直子(ばんのなおこ)が展覧会、個展を実際に見て批評していきます。

日本美術の祭典 魅力的な3展

2014年01月06日 | 展覧会
日本美術も負けてはいられません。いろいろ企画盛りだくさんです。
クリーブランド美術館展は、帰ってきたNIPPONのキャッチフレーズで、日本美術コレクションの里帰り展です。
全米屈指の規模と質を誇るクリーブランド美術館の日本美術コレクションより、平安から明治に至る、選りすぐりの日本絵画40件余に、中国や西洋絵画を加えた総数50件が展覧されます。雪村、蕭白、暁斎ら、人気の絵師が勢ぞろいします。
日本美術院再興100年記念として開催されるのが、世紀の日本画展で、近代日本画の歴史が巨匠たちの作品で流れがつくられています。」
狩野芳崖、菱田春草、横山大観、下村観山、小倉遊亀、平山郁夫ら重鎮たちの大作が堪能できます。
人間国宝展は、国宝、重要文化財など歴史的に評価されてきた古典的な工芸と現代の人間国宝を一堂に集め、日本が誇る工芸の技の奥美をじっくりと味わえます。

◆クリーブランド美術館展/1月15日~2月23日/東京国立博物館 平成館
◆世紀の日本画展/前期1月25日~2月25日 後期3月1日~4月1日
 東京都美術館
◆人間国宝展/1月15日~2月23日/東京国立博物館 平成館t

最新の画像もっと見る

コメントを投稿