坂野直子の美術批評ダイアリー

美術ジャーナリスト坂野直子(ばんのなおこ)が展覧会、個展を実際に見て批評していきます。

ポーラ美術館 クリスマスコンサート開催

2011年11月13日 | 展覧会
銀座のミキモトのツリーの点灯式も行われ、街並みもクリスマスに向けて華やいできました。
箱根の森に囲まれた美術館でジャズの夕べをというクリスマスコンサートの案内が入ってきました。
美術館でのコンサートも各地で行われ、好評を得ていますが、リゾート地で一泊してクリスマスの夕べを楽しむというのは、また格別のものがあるように思います。アルトサックス、ピアノ、ベース、ドラムの構成です。

当館では、現在、〈レオナール・フジター私のパリ、私のアトリエ〉展が開催されています。
「乳白色の肌」の裸婦像で知られるフジタですが、60年にわたる長い画業のなかで、猫や子どもを主題とした絵画にも積極的に取り組み、自由な発想に満ちています。
本展では、エコール・ド・パリの画家として活躍した1920年代の作品をはじめ、彼が生涯を通じて取り組んだ挿絵や版画、職人に扮した子どもをユーモラスに描いた晩年のタイル画などを紹介しています。
また、東京文化財研究所などの協力を得て行われた科学的な調査による、その乳白色の卓越した技術を解剖していきます。

*クリスマスコンサート(無料但し観覧チケット要)

・日時 12月17日(土)17:00~18:00
・場所 ポーラ美術館 アトリウム(箱根町仙石原)
・申し込み締め切り 12月16日
・応募方法 往復はがきまたは、Eメールで。
・応募先 Eメールの場合 event@polamuseum.or.jp
・ポーラ美術館 TEL 0460-84-2111 http://www.polamuseum.or.jp

◆レオナール・フジター私のパリ、私のアトリエ/開催中~12年1月15日/ポーラ美術館


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