坂野直子の美術批評ダイアリー

美術ジャーナリスト坂野直子(ばんのなおこ)が展覧会、個展を実際に見て批評していきます。

アンセル・アダムス写真の威厳

2010年06月06日 | 展覧会
写真が続きます。同じくミッドタウン内にある富士フィルム写真博物館のギャラリーで、大自然を撮影した20世紀の巨匠、アンセル・アダムスの作品を見ることができました。1963年の写真集から、モノクロームのシルバープリント10点ほどの展示でしたが、デジタルフォトを見慣れた目にとってはとても荘重な趣きがあり、引き寄せられました。
ヨセミテ公園など雄大なアメリカ大陸を切り取った作品は、自然への畏敬と美しい神秘感をしみじみと感じさせるものでした。

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