たゆたうような色彩の中に浮かんでは消えるような窓から身近なものたちがそっと顔をだします。
脇田和(1908-2005)の絵画世界は、誰をも理屈なく包み込んでくれる温かさがあります。
1936年、反アカデミックの芸術精神を掲げ、小磯良平、猪熊弦一郎らと新制作派協会(現、新制作協会)を結成。自由な表現とモダン感覚に優れた画風で個性を大いに発揮していきます。
・掲載作品は「四色の季節」1997年。脇田は長い画歴の中で、絵画でしか表現できない色彩の音階を奏でていきます。この作品においても年齢を超えたフレッシュな創作意欲が伺えます。
本展は、軽井沢の脇田美術館所蔵作品を中心に、初期のドイツ時代の習作から晩年の円熟した画域にいたる脇田芸術の作品が展覧されます。
音楽から啓示を受けたカンディンスキーですが、脇田作品からは、ポリフォニックな色彩の和音が聴こえてくるようです。
◆脇田和展/開催中~11月10日/高崎市美術館(群馬県高崎市)
脇田和(1908-2005)の絵画世界は、誰をも理屈なく包み込んでくれる温かさがあります。
1936年、反アカデミックの芸術精神を掲げ、小磯良平、猪熊弦一郎らと新制作派協会(現、新制作協会)を結成。自由な表現とモダン感覚に優れた画風で個性を大いに発揮していきます。
・掲載作品は「四色の季節」1997年。脇田は長い画歴の中で、絵画でしか表現できない色彩の音階を奏でていきます。この作品においても年齢を超えたフレッシュな創作意欲が伺えます。
本展は、軽井沢の脇田美術館所蔵作品を中心に、初期のドイツ時代の習作から晩年の円熟した画域にいたる脇田芸術の作品が展覧されます。
音楽から啓示を受けたカンディンスキーですが、脇田作品からは、ポリフォニックな色彩の和音が聴こえてくるようです。
◆脇田和展/開催中~11月10日/高崎市美術館(群馬県高崎市)
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