別れ、ごめんね

目を覚ました母は、” 子猫、元いた場所に連れて行き  ” と。
えっ 　
　　　　　　　　　　何を言い出すんだぁ

うじうじしてる私、鳴きやまない子猫　・・・。

言い出したら、絶対な母なので、5時過ぎほんの少しだけ明るくなってきた中、
私は、しぶしぶ子猫を抱いて、元いた草むらに。

” ごめんね、ごめんね ” と言って、おいて帰りました

その後、子猫の声は、聞こえてきませんでした。

夕方、外出の帰り、やっぱり子猫のことが気になり、
たぶん、もういないだろうなぁ ・・・　と思いながら草むらを見に行ったところ、

いました

うずくまって、寝ていた子猫。
さわりだいけど、さわれない ・・・
　（ごめんね、誰かに拾われるといいねぇ ・・・ ）

夜になると、たまに聞こえる鳴き声。
昨日みたいに、鳴き続けることはなく、声も小さいような。
なのに私には、はっきり聞こえ、頭から離れない

すると、20時過ぎぐらいから雨が降ってきて (>_<)
雨の音がするにもかかわらず、子猫の鳴き声が聞こえてくる気がしてしかたがない

１時間が過ぎ、２時間が過ぎ、時間の経過とともに、
なんだか切ないというか、何もできない自分が腹立たしいというか、
胸がはりさけそうで ・・・ しまいに涙が