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time trip しましょう

出会い

2009年11月28日 | フランス
10/6(月)朝ご飯は、町のパン屋で買ってきたベリーのタルト。コーヒーも、テイクアウト用があったけど、ちょっと小さい

私は、朝から甘いものOK。ゆっくり食べれると、ほっこりした気分に


法王庁宮殿前の階段で食べてると、日本人らしき男性が通りすぎる・・・と振り返り、”日本の方ですか?”と。
最初は、ぎこちなく世間話をしていたけど、その男性の人柄のせいか話が盛り上がり・・・。

この近くのお店でシェフをされていて、今日は仕事が休み。”よかったら観光案内しましょうか?”と。
でも、私たちは午後からリュベロン地方へのバスツアーに申し込んでるため、断ったところ
”じゃ、午前中に観光できるポンデュガールに行きますか?”

その前にご自宅に招待され、トイレをお借りして出発
車の中では、その男性(アキラさん)の定年後~現在の話で、また盛り上がる

少し、アキラさんをご紹介。(50代だと思っていたが、実は60代後半 。日本での仕事は、バスの運転手)
ラベンダー好きが高じて、初の海外が南フランス。
何度か足を運んでる時、たまたま食事に入ったお店が忙しく、お手伝いを。
そこの主人に気に入られて、定年退職後このお店で働くことに。

日本でも調理師免許を持っていたアキラさん、月日が流れて次は、パリのル・コルドン・ルーで料理・製菓を学び、
いろんな出会いがあり、今はアヴィニョンで働いてる。
フランスにきて、まだ一度も日本に帰ったことがなく、もう帰るつもりもない、と。
この町は、とても住み心地がよく、自分にあってるそう。

アキラさんの笑顔の源は、自分らしい生き方をみつけ、そしてなによりも人との出会い、
が大きいのでは、と。

ポンデュガール
 古代ローマ時代、紀元前19世紀に架けられた。日本だと弥生時代の頃




            ガルドン川





アヴィニョンにもどり、お昼ご飯のお店も紹介してもらう。
アキラさんに ”一緒にどうですか?”と、お誘いしたところ、
”いいよ、いいよ。午後からも楽しんで”と言って、さっていってしまった。

食事が終わって、ツアーの集合場所に向かう途中、偶然通った道がアキラさんの家の前。
すると、偶然にアキラさんが降りてきて
コーヒーを飲みに行こうと、外出。
結局、集合場所まで案内をしてくれて、そこで2度目のお別れ。
最後も、笑顔で手を振ってくれた、アキラさんでした。

お昼ご飯です。さて、なんでしょうか?
 ピザ