在宅介護の一歩

2013/1/10（木）晴れ

介護に興味が無い方は　スルーして下さい。　私の記録用なので


文殊山から戻って　病院へ


ＢＡＢＡ様の退院は土曜日に　決まったのはいいのだけど・・・。

入院前とはかなり状態が悪くなってるＢＡＢＡ様は

自宅やデイサービスで　どんなふうに介護したり暮らせばいいのかわからないので

昼食の時間に病院へ行って　観察してきました。


病院はあくまでも　病気の治療であって　介護に関しては入院中は手抜きです。　しかたありません。

病室をのぞくと　ベッドにおらず　「どうしたかな？」とおもったら　

食堂のほうで車椅子に座って　配膳を待っている様子。


私に気が付き　嬉しそうな顔をするので　「誰かわかる？」と問うと　「○○ちゃん　遠いところよう来たの～」

○○ちゃんてBABA様の姪の名です。　とうとう私が誰だかわからなくなったようです。

その後　何回も「遠いとこ　よう来たの～」の繰り返し。


配膳待ちのテーブルには　お茶と入れ歯の入ったコップが置かれていましたが　咲希と同じレベルです。　

手が届くと触って　ひっくり返すので　手の届かないところに置いてありました。

それでも　じっとしていられないのか　手を伸ばして引っ掛けようとします。

パンなんて食べない人なのに　しきりに「パンにしてって言ってあるのに」と何度も看護師さんを見かけると言います。


配膳され　いよいよ食事ですが　病院では入れ歯を看護師さんが入れてくれていたみたいで

もう全然　自分では入れようともしません。　

でも、横から私が「自分で入れてみたら」と言うとイヤな顔をしましたが　出来ました。


入院当初は食事拒否をして2・3日食べなかったようですが　今はお粥と刻み食。

ここが一番知りたかった事なんです。　どんなものを食べているのかな？


お隣の患者さんの食事を見せて頂きました。　　それがこんなふうになっていました。

　→　

ご飯　→　全粥　　鯖の煮付け　→　フレーク状　白菜の煮物や大根人参のきんぴら　→　細切れ　　

赤かぶの酢の物　→　細切れ


そして　「これを全部混ぜて」と言って聞かないBABA様。　どろどろぐちゃぐちゃです。

なのに「クリーミーでおいしいわ」と　8割ぐらい食べました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（とは、言っても全介助でスプーンで食べさせました。）
　

「クリーミー」なんて　91歳のば～ちゃんから　派手な言葉を聞くと驚きと笑いが出ます。

もう　味覚は無くなってしまったのかな。　

それから　汁物はとろみを付けているようです。　

コップでお茶を入れてあるのですが　それも自分では飲まないので　飲ませますが　

こぼしてばかりなので横呑みのほうがいいのかな？


食事の後は　円背の為　吐いたりする場合もあるとのことで　30分ぐらいは寝かさずそのまま。

立てる(つかまり立ち)かどうか　やってみたのですが 全然ダメでした。　車椅子への移乗も全介助になりました。


咲希の離乳食は　まだ味が薄いですが　これからは　離乳食2人前ですね。

明後日で11ヶ月になる咲希は　トコトコあちこち歩けるようになったし　

30センチの段差のある部屋にも　上がれるようになり　どんどん成長しているけど

BABA様　咲希より劣っちゃいましたね。



この様子をケアマネに伝え　来週の月曜からまたデイの再開です。　

大丈夫かな？不安が一杯。　やってみるしかないか～。



ところで　こちらは元気な二人組