電鍵ご存知でしょうか?
モールス信号を発生させるためのマン・マシン・インターフェースです。

『電鍵』というのは電気のカギと書き、不思議なネーミングですが、
英語の『キー』をそのまま日本語にしたのかもしれません。
見た目はえらく大げさなインターフェースですが、
実は単なる押しボタンスイッチです。
なぜこんな大げさなスイッチが必要だったのでしょうか?
電信は無線通信が始まった当初からある通信方法です。
電波が出ているか出ていないかを判別することで情報を伝達します。
初期の無線機は真空管を使用しており
電鍵は真空管のカソードにスイッチとして入れられていました。
電波を遠くまで飛ばすためには
多くの電力で電波を発生させる必要があります。
500Wや1KWもの電波を発生させる大型の真空管は

電源電圧も高く、500vもの高電圧の場合もありました。
そんな高電圧回路の入り切りを行うのが電鍵です。
台座はベークライトが使用され机との絶縁を十分に確保し、
同様に感電しないように打ち手の部分にも絶縁体が使用されていました。
500vものスイッチングを行うと思うと決して大げさではないことがお分かりいただけるとおもいます。
現在は半導体が使用されており、電鍵で入り切りする回路は低圧ですので
このような絶縁は必要ないのですが、
現在でもこのような昭和のフォルムのままです。
ところで、現在国内でモールス信号による通信を行っている無線局は
アマチュア無線局と自衛隊だけです。
かつてモールス信号を使用していた海上保安庁や漁船は
現在長距離通信には衛星通信が使用されています。
モールス信号による通信方式はいずれ消え行くのだとはおもいますが
こんな原始的な通信方法で海外とも簡単に通信ができるということが
とても不思議です。
アマチュア無線3級に合格しましたので書いてみました。

ムジカの総合カタログができました。
9月末から10月にかけてはムジカのイベントが続きます!
9月30日(日) 優秀録音盤で行う最新レコードプレーヤー試聴会
10月8日(月・体育の日で休日) 山寺レコードコンサート
10月21日(日) お月見コンサート
9月のイベント『優秀録音盤で行う最新レコードプレーヤー試聴会』
日時:9月30日(日)
午前の部10:00~12:00
午後の部13:00~15:00
(午前の部と午後の部は同じ内容です)
場所:岐阜県大垣市上石津町一之瀬1996番地
株式会社ムジカコーポレーション試聴室(ログハウス)

事前申込は必要ありません。入場無料です。

10月8日(月・体育の日で休日) 山寺レコードコンサート
200年前に建てられた山寺の傳香寺で行われるレコードコンサートです。

チラシのダウンロードはこちら
ぜひお越し下さい。
テーマ:音楽の変遷~JAZZ・ポップスからロックへ~
日時:10月8日(月・体育の日で休日) 開場18:00 開演18:30
場所:大垣市上石津町上鍛治屋 傳香寺

お申込・お問い合わせ:0584-45-2145 傳香寺(松島)
お申込締め切り:9月30日
軽食の費用として:500円
10月21日(日) お月見コンサート

出演:ニュートンズ
日時:10月21日(日) 開場18:00 開演18:30
場所:大垣市ソフトピアジャパン 水上ステージ
(雨天時は大垣市情報工房 スインクホール)
入場無料
チラシはこちらでダウンロードできます。