『真空管と共に廃れたSRPP復活の実験 vol.3』の続きです。
前回はFET動作を水の流れとして説明しました。
ソース(源泉)からドレイン(排水溝)に向かって流れていく水が
途中にゲート(水門)があり水量を調節しています・・・ということでしたが、
ここで電源について考えてみます。
電源というくらいですから電気の源であり
FETでは電源からソースに水を供給することになります。
電源にはコンデンサーが接続されており
一時的に電気をためる溜池の役割をはたします。
過去のオーディオアンプの説明を見てみると、
『電源コンデンサーが大容量だから音が良い』というようなことが書いてあります。
コンデンサーは溜池ですから、水をたくさん使えば水位は下がります。
水位が下がれば水圧も下がり、
思ったようにドレインに水が流れなくなります。
流れにくい水は最終的にはスピーカーに接続されているわけです。
電気的には
大電流を流せばコンデンサーの電位が下降します。
その結果FETにかかる電圧が低下し、増幅器としての性能が低下します。
そのためコンデンサーの容量は大きい方が音が良いということになります。
しかし、
よく考えてみると、いくら溜池を大きくしても
電気をたくさん使えば水位の降下はゼロではありません。
それならば、溜池の前にもうひとつ溜池(第1の溜池)を作り

ドレインに直結している元の溜池(第2の溜池)に流れ込む水量を瞬時に調節して
第2の溜池の水位が変化しないようにすればさらに音が良くなる・・・と期待できます。
この仕組みを定電圧電源といい、
この定電圧電源を効率的に作り出すことができるのがスイッチング電源です。
次回に続きます。
次回8月のイベントは恒例のオーディオ居酒屋です!
このイベントはオーディオや音楽がお好きなお客様が
お酒とお食事を取りながら語り合うイベントです。
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日時:8月11日(土) 19:00~
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お問い合わせは eigyou@musika.jp まで!