北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

ツマグロイナゴモドキ

2013年09月12日 | 夏の散策日記
黒化型のヤブキリ探しの道中でメスのツマグロイナゴモドキを見つけたのが始まり。
どうしてもツマグロのオスが見たくて前見つけた場所で探すことにした。(8月26日 北広島市)


鳴いているヒメギス


キタササキリ
前は探してもないのに現れたので今回は楽勝だと思っていたが、いざ来てみるとたまにイナゴモドキがいるくらいでツマグロイナゴモドキは見られなかった。


となると近くにもっといい草原はないかと探していたら、やたらイナゴモドキの多い草原を見つけたのでここならツマグロも居そう!ということで探してみるとすぐにツマグロイナゴモドキのオスが表れた。

しかし草丈が結構ある草原なので苦戦、下手に動いたらすぐに逃げられてしまうし一度逃げたら徹底的に遠くへ行ってしまう。
そしてキリギリスのように下に逃げて見失ってしまうことも多い。
飛ぶか下に落ちるかの選択が絶妙で、逃げのプロだなと思った。
それに比べイナゴモドキののんびり感がすごく、ここまでバッタによる性格?の違いを実感したのは初めてかもしれない。

ツマグロイナゴモドキの個体数はオスの方が多く感じたがメスも少なくない。


バッタ探し中なのに、コクロアナバチに目が行く。
実は初見のハチなので~



ツマグロイナゴモドキ♀
やっと撮れたメス。



ツマグロイナゴモドキ♂
そしてようやくオスの撮影に成功。
前から憧れていたバッタなので嬉しいです!!



そして別個体♂
下手に動かなければそれなりに近づくことができる。

そして別の場所でもツマグロを探してみるとまた発見。
しかしそこの場所にはイナゴモドキがあまりにも多く、いちいち確認するのが大変なので諦めた。

結果は依然確認した場所では見つからず、その近くの草原2つで見つかったという結果になった。
何はともあれツマグロのオスが撮れたのでよかった。
コメント
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