イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

母に来た話

2022年01月21日 | 在宅介護
不思議な話を書きます。
と、書いたら、
霊的とかスピリチュアルとか
すぐ言い出す人がいるのですが、
そりゃ、ちょっと辞めてくれ、と言いたい。

過去にも、
岡山県民を罵り回ったり、
岡山の作家たちが展示しているギャラリーを襲ってきたイコン画家夫婦が
2012年頃には
霊的、霊的と度々、口にしだして
「私たちは選ばれた家族なんだから、特別なんだ」とか、
「特別な我々を敬わない岡山県人はバカなんだ」とか、
「私は札幌ハリストス正教会の神父の娘なんだから、私の描くイコンは効くのよ。
高いのは当然よ」とか、
一家で、孫まで「選ばれた家族だ」と言い出したので、
まるでオウム、お前ら麻原彰晃か?
岡山のオウムかよ?
というところまでヤバくなり、
私は、こんなヤバイ、イコン画家をオリエント美術館に紹介してしまったのか⁉️
と思い、
ニコライ堂やら、毎日新聞社岡山支局に連絡したことがありました。
もちろん、オリエント美術館の学芸員にも連絡しましたよ。
イコン教室の生徒にニコライ堂に聞いてくれと言われましたし、
警察に連絡しようという人まで現れました。
(実際に連絡した人もいたそうです)
私までそう思われてしまうから、
各所に、おかしなイコン画家がいますからと連絡しました。

日本画を教えていただいた林司馬先生からは、
「仏画を描く時は現実だけ見なさい」と言われていましたし、
仏画を東京、鎌倉の寺にも描いていた祖母も
「絵描きは絵だけ描いときなさい。
宗教は聖職者にまかせりゃいい」と言っていましたからね。
私もイコンを描くようになってからは、
霊的とか、スピリチュアルという言葉を一切、話していません。
はっきり言いますと、
霊的、スピリチュアルなんて言葉は、あまりにも軽々し過ぎる。
宗教画には、それ以上のものがあるので、
霊的、スピリチュアルという言葉は、
宗教画には当てはまらない。
一切、言わない方がいいんです。
描いて、見て、感じて、頼りにもする、それでいいと思います。
画家は絵だけ関わりゃいいんだ。
これは、貫きます。
聖職者や宗教家では、ないですからね。
絵が描けるだけで「敬いなさい」だって。
アホか⁉️と思いますよ。
絵なんか、いくらでも描ける人がいるんです。


その不思議な話。
母のかかりつけ医や看護士さんたちは聞いていて、
よくあることだそうですよ。

私は森の中で育ったので、
不思議な経験は度々あるのですが、
そんなもんだろうと考えていました。
なくてはならない水、のことを
まだ人間は、
詳しくはわかってないんだそうですよ。
わからないんだそうです。
詳しく知る必要があるか?と思うことがあります。

90歳になる母が、50代の頃に仲良しになった保健婦さん、Aさんがいるんです。
私もお世話になっていて、
10年前に介護のために今の家に引っ越した時も
お祝いに防水の掛け時計をいただきました。
その掛け時計は洗面台の横に掛けていて、
毎朝見る度に、お元気かしら?と思っていました。

母も認知症が進み、Aさんのことは、すっかり話すことがなくなり、
私も母には話しませんでした。

Aさん、どうされているでしょうか?と、ずっと考えていたところ、
母たちの職場の退職者向けの会報が届き、私はパラパラと見ていたら、
亡くなった方々の名前が掲載されていて、
その中に、昨年2月にAさんの名前がありました。
私はショックでしたが、母には話さず黙っていたんです。
それが昨年の夏です。
秋になり、10月頃から母のせん妄が始まりました。
独り言を延々と話しています。
ある晩に、母がしゃべりだして
「Aさん、いたの?
ありがとう。お元気ね。
でも、まだ、そちらへは行けないの。
もう少し待っていて。
2人でお茶しましょう」
と、天井に向かって言うのです。
私は、来た‼️と咄嗟に思い、
「Aさん、ありがとうございました。
本当にお世話になりました。
ただ、もうしばらくお待ちください。
私がきちんと送り出しますから、
そちらでお待ちください」
と、天井に向かって、はっきり言いました。
母が天井に向かって、上げていた右手がパタンと落ちましたので、
あ、帰った、と思いました。

母はもちろん、Aさんが亡くなったことを知りません。
仲良しだったから、お互い気にしていたでしょうし、
この出来事は不思議でしたが、
母とAさんが会えたと思うと、とても安堵しました。

この出来事の翌日が訪問診療の日でしたから、
医師と看護士に話しますと
度々、あるんだそうです。
死に近い方々の元に親しい方が会いにくることが。
医師と看護士は、当たり前のように感じているみたいでした。

この出来事を霊的とかスピリチュアルと言うには
これも軽々しくて、私は嫌です。
霊的、スピリチュアルを連発して言う人は、信じられないです。
意味もなく、霊的、スピリチュアルを連発、
お前らアホか⁉️とさえ思う。

Aさんには、今しばらく、待っていただきましょうね。

ヤコブスラダーを登るのは
まだ先ですよ。

階段部分は裏に不織布の接着芯をアイロンで貼ってあります。
写真ではわかりにくいですが、キラキラ光ってキレイな布です。
芸能人の衣装に使ったブランド布をもらいました。





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感染急拡大って⁉️

2022年01月20日 | その他
感染急拡大って?
今頃、何を言ってるんだ?と思いましたよ。

年末年始、皆さん出歩きましたよね。
飲食店も開きましたよね。
不要不急の外出は控えて、と政府も保健所も行っていました。

オミクロンは潜伏期間が短く、
あっという間に感染するだろうと
ずーっと、警告されていました。
聞いてなかった⁉️
感染急拡大するのは当たり前。
何を今頃、驚いているんだ?
感染症の歴史を忘れたのか?と言いたい。

でも、オミクロンは確実に迫っているので、
さらに警戒したいと思いますね。
がんばっても感染するだろうけど、
がんばりましょう。



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残念でした

2022年01月17日 | 在宅介護
看護学生が過去に2回
我が家に来て、
在宅介護の実習をしていたのですが、
今回の学生さんは
単位が足りなくて留年になったそうなんです。
しかも、留年がわかったのが、
つい数日前、、、だそうです。

この留年、
コロナが関係しているかもしれませんね。
東大受験生を襲った17歳といい、
家族を殺そうと放火した事件もあったり、
10代の心にコロナの閉塞感が
穴食い虫のように
少しずつ蝕んでいるのかもしれません。

こういう時こそ、
音楽や絵や、私が再開したパッチワークなどの手仕事は
作業後、充実感を与えてくれるのですが、
離れていた10年間の間に
パッチワーク業界がかなり衰退していて、
道具を手に入れにくくなっている、
とまで聞きました。
つまり、作る人の減少で、
道具類の販売数も激減しているので、
業者さんも辞めてしまうのですね。
寂しいことになったなと思いました。

2016年頃に京都に行っていた時にも
美術大学の1年生の日本画の学生数が3人しかいない
というのも先生からお聞きしましたし、
コロナでさらに、
絵とか、手仕事は、世界中で大打撃なんでしょう。

私は、どうしようもないですが、
まぁ、作って見せることはできるでしょうから、
イコン描いたり、キルト作ったり
そうしましょうと思います。

更年期後は、女性の真の人生なんだそうですよ。
在宅介護の疲れはありますが、
頭はスッキリとしていて、作業にムダがないです。
作れるな、と自分でわかるんです。

留年された看護学生さんが
来年、うちへ来てくださるまで、
母を守りますからね。
ぜひ、実習にいらしてください。
お待ちしています。



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今年の気運

2022年01月06日 | その他
今年はね、
年末からピピって、
カンが働きまして、
今だっ‼️
今、動くんだ‼️
今、動かないと、事が進まない、
ということがあり、
モリモリっとパワーが出ました。
実際に動いています。

年をとった分、
オババになった分、
機運、気運のタイミングがわかるんですね。
占い師ではないんだから、
人様のはわかりませんよ、
自分のがわかるんです。
そうなったら、
さっさと動く私です。
後は息子たちにまかせたらいいので、
私は私のしなければならないことをします。

今朝は
10年以上前に作ったピンクッションの綿を交換しようと思いました。


曲がったまち針や針を捨てて
ピンクッションの布を洗い、
新しい布を縫いたして、
新しい綿を入れ直します。
新しい綿も、針が錆びない綿というのを買って
それを入れようと思います。
できたら、100均のカントリー風のミニカゴに入れます。
このカゴが持ち手がついているのが、とても便利で、
10年以上使って、色も変わってきています。
キルティングの再準備をしているのですが、
かたや、絵の方も進めていて、
寝たきり介護をしながら、
両方できるということは
やはり、体力が戻り
やる気も出てきたんだなと思います。
しかし、私も10年オババ化しているわけですから、
年相応の、のらりくらりの作業の進め方をしようと思います。

その作業ができるということは
作業の全体像が理解できてないと、
作業できませんから、
30、40代に実践を徹底的にしていて
作業がどうなるか理解できていますから、よかったと思います。
年をとってから、新しいことができないというのは
そういうことかなと思います。
それに、まわりを考えなくてよくなったということもあります。
自分の作りたいものを作ればいいだけですね。
うるさい外野もいないし、自由にできる。
オババの図々しさも作業に出ます。


描いて縫う作業のスイッチが入っていますので、
完成まで、
しばらく、このブログの更新はないかもしれません。

ダヴィンチやブリューゲルやクリムトに助けてもらっています。





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おはようの手

2022年01月05日 | その他


毎朝、
このポーズで
今日もがんばれにゃ
と言ってくれます。




ありがとうにゃ。😊





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花時計