イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

高齢者の深部体温

2023年08月02日 | 在宅介護
今夏、盛んに深部体温を下げよう、
それにはアイススラリーがいい、
とテレビなんかで言われていますよね。

私、今日、3時間ほど自転車で動いて、
走っている時は平気だったんです。
私の自転車スタイル真夏バージョンは、
下から、身体にはしっかり日焼け止めを塗って、
UVインナー
腰痛ベルト
麻のチュニック
いちばん上に水で濡らして脱水したUVのフードつき羽織りを着ました。
首には連結保冷剤を巻いて
ハンズフリーファンを下げました。
汗拭きにはガーゼ手拭いです。
濡れたフードを被りヘルメットを被りますから、
そんなに暑さは感じません。
サングラスと手袋もします。
下はレーヨンのてれてれズボンを履いていて涼しい。

3時間のうち、途中40分くらい食事をしましたが、
いちばん上の濡らした羽織りが段々と乾いてきてからが、
身体も暑く感じるようになりました。
たぶん、そういう時にアイススラリーを飲んだら涼しくなるんでしょうね。
麦茶は水筒の大小2本持っていました。
ハンズフリーファンも途中で切れて、予備にかえました。

約3時間して帰宅しました。
すぐシャワーを浴びましたが、
どうにも身体が暑い、
これが、深部体温が上がった状態か、とわかりました。
この深部体温が上がったまま過ごしていると熱中症になりやすく、
夜も寝られない状態になるので、
冷凍していた保冷枕を背中に縦にして寝転がり、
首にも保冷剤、股関節にも保冷剤をあててしばらく寝転がりました。
いつの間にか、2時間くらい寝ていて、
起きた時には身体の暑さも落ち着きましたし、
さっさと動ける状態になりました。

すごく暑さに警戒して準備して、
自転車を漕いでいた私でも
深部体温急上昇でしたから、
普通に歩いている人が熱中症でバッタリ倒れるのも有りだなと思います。

アイススラリーを盛んに勧めていますが、
胃の弱い人は加減しながら飲んだ方がいいし、
高齢者も突然、大量のアイススラリーを飲むのを気をつけてください。
急激な内臓の冷えを起こすので、
ちびちび飲みがいいそうです。

中国人の知人は絶対、常温のものを飲むんですが、
アイススラリーをどう思うかな?
家で作るものなら、あまり冷えでないから大丈夫だとは思います。
我が家はスムージーを作るミキサーが2つもあって、
氷を砕くので、作ろうと思います。

深部体温が上がったら、
3点保冷もいいけど、
内臓部分を背中から冷やすのが早く下がります。
内臓を冷やすのを勧めてはいないですが、
早く通常の身体に戻すのも大切だと思うので、
短時間なら有効だと思います。
熱中症の時は氷水の風呂に浸けるくらいですから。
高齢者なら、時間をみながら背中やお腹に保冷剤、保冷枕を置いたらいいと思います。




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