イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

骨壷

2015年06月19日 | イコン
父は葬儀屋さんのおすすめしてくれた
鳳凰の絵のついた骨壷に入りました。

以前、イコン画家の白石孝子さんの夫の白石齋さんが私に
「お父さん、死ぬのが近いなら
私の焼いた骨壷に入ったらどうだ?
10万くらいから焼くよ」と言われました。
それを聞いて、
「夫婦で宗教ビジネスをやっているのか⁈」と思いましたが、
他の方にも骨壷は勧めていたそうで
その方も、気持ち悪いから
もう白石さんには近寄らないと言われていました。

この白石さんに若い陶芸家たちはいじめられていて
みんな大嫌いなのですが、
私もイコン画家の白石孝子さんのめちゃくちゃな教え方には
すごく嫌気がさし、
林司馬先生や西村公朝先生とは
とてもとても比べ物にならず、
イコン画家ってひどいものだなと思いました。

「イコンを生活の糧としてはならない」と厳しく言われており、
それを白石夫妻は宗教ビジネスにして
いたのですから、
ニコライ堂の神父様に
「白石さんはなぜイコンを売るのですか?」とお聞きしたら
「生活の糧だからでしょう」と答えられました。

ですから、白石孝子さんは
イコン販売専門のイコン画家なんだという認識をしています。
そんなところも、西村公朝先生とは比べようのないところで
私は白石孝子さんが神父の娘なら
無料でイコンを描いたらいいのに、と思いました。
イコンを利用して、新聞に大宣伝をしているのも
イコン教室の生徒の間では、非常に奇異な姿でした。
私はイコン画家って、
あまりにもレベル低いと思いましたから
宗教を警戒している岡山の人たちには
宗教ビジネスをやっている白石夫妻は
さらに警戒だろうと思います。
してはならないということを無視してやっているわけですから、
みんな警戒するのです。

私は絵をきちんと習いたかったのですか、
金箔の独占販売をしてはならないことも知らないし、
洋金箔シールを最初から生徒に使わせるし
テンペラを描いた事がないのに
正統なイコン画家だと宣伝しているし、
柳井原ハリストス正教会の至聖所のある祭壇へ
イコン教室の生徒に「神父が見てないから上がって撮影していいわよ」と言うし
すごくいい加減なイコン画家だな、と思いました。
画家としては知識が足りなく、
信用はならない人でした。
日本画を習った生徒は知識がありましたから、
白石孝子さんより画材の知識がある生徒は
「あの先生、全く知らないね」と話していました。
私もあんな絵の先生に習うのは初めてで
あまりにもひどすぎて
オリエント美術館のイコン教室に私が白石さんを紹介しましたが、
あの教室は全くの素人が習うにはいいですが、
絵の知識が少しでもあるなら
別に習わなくても描ける教え方だと思いました。
だって、イコンの塗り絵ですから。
画材知識など必要ありませんから。
ど素人が習うにちょうどいいイコン教室です。

白石孝子さんは
オリエント美術館の学芸員に言われて初めてエッグテンペラを描いたそうで、
私はそれを聞いて愕然としました。
正統なイコン画家とは、
イコンを描くアクリル画家だったわけで
テンペラを描いたこともなかったわけですから
膠の知識など全くなかったのです。
ですから、イコン教室の生徒の家族が
私に「詐欺ではないか?」と連絡してきました。

白石夫妻の宗教ビジネスに岡山の人が巻き込まれる必要はなく、
「岡山の人間はバカばかり、
私たちのすばらしい芸術が理解できないんだから」
と、よく聞かされましたが
どちらがバカか?岡山の人はわかっていると思います。

父が「イコンの教え方がおかしいから、早くイコン教室を辞めなさい」と言ってくれましたから
私も白石夫妻の宗教ビジネスに巻き込まれずに済みました。
白石さんの骨壷なんかに父も入らなくてよかったです。

何度も書いていますが、
おかしな考えの人がいますから
充分にお気をつけて。

それでも、白石夫妻のファンはいるわけですから
それは、それでよく、
私は、若い作家をいじめまくる陶芸家に会うのもうんざりしましたし、
あんな知識のない画家に習うのは
さらにうんざり、
母のイコンの聖人は間違えて描くし
神父や教会の悪口は聞かされましたし、
あまりにもひどすぎて
あんなひどい仕事をする画家も初めて見たと思いました。

指導を受ける先生は
やっぱり知識豊富で、
若い人をいじめない先生でないとね。
先生は選べますからね。
あれは、宗教ビジネスをやっているのと全く同じでした。
芸術家ではなくて、宗教ビジネスでした。
白石さんの骨壷に入らなくて
いちばんホッとしたのは父だと思います。








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