ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

アンタルヤの偽エスペラントカフェ

2010-07-26 12:00:00 | ムル⇔トルコ・アンタルヤ5000kmの旅
旅行の際には当地のエスペラント事情について、たくさんのエスペランチストさんに予め聞いて情報収集に努めます。これまでの旅行先では必ずエスペラントクラブが存在していて、お邪魔して交流するのがパターンでした。

しかしトルコは情報収集が困難でした。というより、トルコではエスペラント活動は活発でなく、エスペランチストも全国で数名いるだけ。しかも今回の旅行地アンタルヤからとても遠いイスタンブールやブルサなどに在住される方が殆どでした。lernu.netというインターネットサイトでも探してみました。アンタルヤ在住の若者が40名ほど登録していましたが、エスペラントレベルゼロ&サイトlernu.net使用頻度ほぼゼロ。つまり、アカウント作るだけ作っておいてそのままにしている人ばかりでした。
これにはガッカリ。

それでもなんとか一筋の光を見出せないかと、方々手を尽くしました・・・。

とある日、私たちが宿泊しているホテルからバスに乗り、揺られながらぼんやりとしていると、国道400号線沿いになんと、エスペラントカフェなるお店があるではないか!


場所は、バスでホテルペマル(Pemar)下車、このホテルの反対側へ横断し、国道400号に沿ってアンタルヤ中心街方向へ徒歩100mぐらいしたところでした。

ひょっとして、ひょっとして・・・という一縷の望みを抱き、潜入。
ザメンホフの肖像画が掲げてあり、緑色旗が翻っているのか。
オープンスペースになっていて、店の天井にはミラーボールが。エスペランチストがナイトフィーバーするのか・・・?妄想がとまりません。

でも・・・・・・店内は閑散としていました。

隅でオーナーが新聞広げてのんびりしているので、近づいて聞いてみました。
オーナーはドイツ語とトルコ語しか解せませんでした。オーナー曰く、「エスペラントという言葉の響きが気に入ったんで店の名前にしたんだ。別にエスペラント活動とは関係ないよ。」

そうだよな。
もし本物だったら、強固なエスペラント情報網で既に広まっているはずだもんな。
・・・・・・・・・・・・・大ガッカリ。

Thanks for Hamarondo and REU. m(_ _)m
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