ロシアにもDC、JBC、AMERICAN EXPRESSなどの各種信販会社はあります。
侵攻開始後SWIFTが停止し、海外の買い物の際カード決済ができなくなって久しいですが、
国内での買い物の際は依然として機能しています。
右側の2つのカードはズベルバンク銀行のもので、シルバーの方は2022年12月が有効期限。
侵攻開始してから、別機関からの給与受取ができなくなったので別口座を開設し、
2027年11月が有効期限のグリーンのカードを貰いました。
(別口座開設までのトラブルについては、後日書きます。)
左側の2つのカードはVTB銀行のもので、上の方は2023年3月が有効期限、下のドル建ての方は2024年3月が有効期限。
左下以外のカードは、現在でも国内決済時に機能してます。
さらに有効期限を過ぎた上2つのカードも、現在でも国内決済時に機能してます。
何だか奇妙な感じです。
カードといえば・・・・今年ぐらいからこんなカードが登場しました。
「Единая карта жителя Мурманской области(訳:ムルマンスク州民統一カード)」。
つまり、州民のみ(申請すれば)貰える、ご当地カードです。
緑白色に輝くオーロラの下、山とトナカイのシルエットが何とも美しい・・・。
ムルマンスク州のスローガン「На Севере - жить(北に生きる)」という戦略計画の一環として開発されたカード。
ロシアの決済システム「МИР(ミール)」を使い、以下のサービスが受けられます。
メリディアンホテルへの宿泊全室30%OFF
州内スキーリゾート利用の割引&迅速手配
図書館の有料サービスが割引or無料
公共交通機関運賃割引
キーロフ名称文化宮殿イベント5%OFF
などなど・・・
VTB銀行、ソブコムバンク銀行、郵便局で手続きすれば、15分で無料で貰えます。
ただ、対象者は14歳以上のロシア国籍を有するムルマンスク州民だけ。
日本国籍の私は、ムルマンスク市に16年住んでる州民ですが貰えません、残念!
すでに1万人を越える州民に発行され、大活用されているらしい。
侵攻開始後、商機ダダ落ちしていただけに、ビジネスチャンスと捉え、参加する企業が今後も増えそうです。
==地元紙SeverPost.ruが報じたニュース==
ムルマンスク地域では、ご当地カードを利用したミール決済システムの効果により、2 か月間で旅行代金が 350 万ルーブル以上節約されました。
(中略)ムルマンスク地域の居住者が 1 枚のカードで支払う場合、乗客の特典は 11 ルーブルです。 結局のところ、ミールシステムによる割引はカードの料金に追加されます。
=====================
全露で都市経済「スマートシティ」のデジタル化の発展への貢献に対する、第1回全国コンペもあったとか。
全露51箇所200を超える応募機関があり、約100件の応募が最終審査に進み、
ムルマンスクのご当地カードが「デジタル住民カード」部門にノミネートし、銅賞を受賞したそうな。
まあ、おめでとう。
侵攻開始後SWIFTが停止し、海外の買い物の際カード決済ができなくなって久しいですが、
国内での買い物の際は依然として機能しています。
右側の2つのカードはズベルバンク銀行のもので、シルバーの方は2022年12月が有効期限。
侵攻開始してから、別機関からの給与受取ができなくなったので別口座を開設し、
2027年11月が有効期限のグリーンのカードを貰いました。
(別口座開設までのトラブルについては、後日書きます。)
左側の2つのカードはVTB銀行のもので、上の方は2023年3月が有効期限、下のドル建ての方は2024年3月が有効期限。
左下以外のカードは、現在でも国内決済時に機能してます。
さらに有効期限を過ぎた上2つのカードも、現在でも国内決済時に機能してます。
何だか奇妙な感じです。
カードといえば・・・・今年ぐらいからこんなカードが登場しました。
「Единая карта жителя Мурманской области(訳:ムルマンスク州民統一カード)」。
つまり、州民のみ(申請すれば)貰える、ご当地カードです。
緑白色に輝くオーロラの下、山とトナカイのシルエットが何とも美しい・・・。
ムルマンスク州のスローガン「На Севере - жить(北に生きる)」という戦略計画の一環として開発されたカード。
ロシアの決済システム「МИР(ミール)」を使い、以下のサービスが受けられます。
メリディアンホテルへの宿泊全室30%OFF
州内スキーリゾート利用の割引&迅速手配
図書館の有料サービスが割引or無料
公共交通機関運賃割引
キーロフ名称文化宮殿イベント5%OFF
などなど・・・
VTB銀行、ソブコムバンク銀行、郵便局で手続きすれば、15分で無料で貰えます。
ただ、対象者は14歳以上のロシア国籍を有するムルマンスク州民だけ。
日本国籍の私は、ムルマンスク市に16年住んでる州民ですが貰えません、残念!
すでに1万人を越える州民に発行され、大活用されているらしい。
侵攻開始後、商機ダダ落ちしていただけに、ビジネスチャンスと捉え、参加する企業が今後も増えそうです。
==地元紙SeverPost.ruが報じたニュース==
ムルマンスク地域では、ご当地カードを利用したミール決済システムの効果により、2 か月間で旅行代金が 350 万ルーブル以上節約されました。
(中略)ムルマンスク地域の居住者が 1 枚のカードで支払う場合、乗客の特典は 11 ルーブルです。 結局のところ、ミールシステムによる割引はカードの料金に追加されます。
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全露で都市経済「スマートシティ」のデジタル化の発展への貢献に対する、第1回全国コンペもあったとか。
全露51箇所200を超える応募機関があり、約100件の応募が最終審査に進み、
ムルマンスクのご当地カードが「デジタル住民カード」部門にノミネートし、銅賞を受賞したそうな。
まあ、おめでとう。