ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

ラムストル(その1)

2008-09-15 01:08:12 | スーパーマーケット他
3年くらい前でしょうか。

丁度今頃、ムルマンスク市南部のピェルヴォマイスキー地区の高台に、ギーペルマーケット・ラムストル(Рамстор)が誕生しました。ギーペルとは、英語でいうhyperの意味。とても大きいという意味です。

モスクワ系と聞きました(後程トルコ系になったらしい)。当時はムルマンスク初のギーペルマーケット誕生ということで、ムルマンスク市じゅうから買い物客がドッと押し寄せ、ニュースで取り上げられるほどだったとか。

筆者は前回の日本語教師Raffaelloさんから様子を聞いてはいましたが(こちらクリック)、家から遠かったため、実際足を運んだのは先月8月。駐車場が多いですね。

1階がそのギーペルマーケットです。店内は広くて明るい。以前お伝えしましたオケーィと引けをとりません。

しかし・・・・・・・商品が全体の半分以下しかありませんでした。

特に、精肉鮮魚売り場には有人の専用カウンタがありますが、冷蔵ショーケースに肉魚が一つもありませんでした。無人コーナーにパックで包まれた肉魚が少しあるきり。開店当初は、活発なやり取りがあったと思うのですが・・・。

うずらの卵を買おうと商品を手に取り、データを見ました。7月19日梱包。品質保持期間は30日間。今日何にちだっけ・・・・・・8月28日・・・・過ぎてンじゃん!

ビックリなのは商品の数量と品質だけではありません。買い物客が数えるほどしか居ませんでした。夕方だったからたくさん客が居ていいのですが・・・。

サンクト系のオケーィに客をごっそり抜かれたようでした。まあ、立地条件や交通の便を考えると、勝ち目はないですが。マーケットは弱肉強食の時代に突入しました。

この日は豆乳を買って店を出ました。モチロン、品質保持期限は確認済。