4日(水)は好天で春の日が温かく、風もほとんどありませんでした。私は、薄手のブレザーで過ごしました。
先日ワイフからある街角のお店の閉店を聞いていました。今日、病院帰りにその前を通り「ある意味で」残念に思いました。理由は、近くにできた中規模ではあるがスーパーの影響だろうと聞きました。品数や揃え方に違いがあり、客数がかなり減少したのではと、言われています。一方、私が気になったのは、この店は元は魚店だったのが、ついでに置いた「近所で採れる野菜」で売り上げが上がって、数年後に「安くてフレッシュな物のお店」として評判をとり忙しくして好調だと思っていました。そういうお店の閉店は何が真の理由かです。ワイフも常連になったようでした。好事魔多しではないのですが、その後、ここのご主人(中年の方)の体調がよくなく、先般悪性の病気だとかと聞きました。私は、ワイフ経由の噂を聞くだけで分かりませんが、今日、通って見るとお店に「貸店舗」の貼り紙がしてありました。何があったのでしょうか。魚でも野菜でも春物が盛んな時期の閉店は何事だと見つめました。私は時どき通りかかるだけですが、15年ほどの間、このお店の盛衰を眺めてきた一人として少々寂しい気持ちです。折から近くで見た柿の木には今年も新芽が芽生えていました。
春の川 砂に流れて 海に消え 高木晴子 (「季寄せ」 角川書店より)
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