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ー いつも模索しながら ー

やっと分った「歳時記」と「季寄せ」の違い

2013年11月03日 | 日記

3日(日)は曇りからお昼前にはしとしとと傘が要るほどの雨が降り出しました。昔、明治節(11月3日は明治天皇記念日)だった頃、この日は好天の確率が高く、高齢の私の歳でも雨が降った例は非常に少なく、覚えていないくらいの珍しさでした。今日はそういう意味では数少ない経験日でした。

PC利用の宿題(ボランティア仲間から頼まれたチラシや予定表づくり)をするため と 雨もあり、一日中PCを相手に過ごしました。意外に早く終わったので、書棚の本を取り出し夕飯前一時間ほど読書に当てました。そういえば、以前から疑問に思っている事項も調べてみました。同じ角川書店から出版されている「歳時記」と「季寄せ」はどこが似ていて、どこが違うのか、が分かりませんでした。一般的にはどういう差があるのか。俳句に詳しい人にすれば、そんなことは常識に入るでしょうが、句作や吟行も未経験の私には疑問でした。どちらも俳句をベースにしていて季語を表す物としては同じです。書いてあったのは”歳時記(さいじき)は、「歳事記」とも書き、もともと四季の事物や年中行事などをまとめた書物のことでありましたが、江戸時代以降の日本では主として俳諧俳句季語を集めて分類し、季語ごとに解説と例句を加えた書物のことを指します。現存する最古の歳時記は6世紀の中国・荊楚地方の年中行事を月ごとにまとめた『荊楚歳時記』であり、これが奈良時代に日本に伝来し「歳時記」という呼称にしています” となっていました。その中で解説や詳しい季語・例句をできるだけ省略して、句作に便利よくしている書が「季寄せ」になるのだと言います。なるほどと思いました。


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