楽しく愉快な人生を

ー いつも模索しながら ー

今でも残る心斎橋に”呉服”のお店

2014年03月25日 | 日記

25日(火)は暖かいですが曇り空の天気でした。雨には遭いませんでしたが西の方角から怪しげな雲が流れてきました。明日は雨かも。

午後4時ごろ、ボランティア終了後、心斎橋通りの横丁を通りました。この一帯は昔(40年前くらい)は、呉服問屋や小売商などが多かった所です。ほとんどの店がその後の需要衰退と大型店との競争と後進国との競争に敗北して、店じまいしたり、転業や土地販売して今はもうすっかり姿が見えなくなりました。と思ったら、呉服 という看板の店がありました。大手の大丸百貨店の南の筋でした。呉服という言葉は最近聞かれません。私は、ずっと和服と混同してこの言葉を使ってきました。中国の紀元前200年頃の名前ですから「呉」という国の織り機や織り方が日本に伝来したということになっていると聞きます。でも日本は神武天皇以前の頃ですからこれは信じられません、やや近代の江戸時代くらいに歴史を調べた人たちによる命名でしょうか。呉時代からの古い方式で作るよ、と言う意味だったのでしょう。呉服に似た呉に関する名で服部、呉春などがあるようです。やはり、古くは京都がもとで、地方に散った子孫がつけた名前のようです。心斎橋にまだそういうお店が残るのは喜ぶべきか、まだ頑張っているのか、と思うのか、複雑な気がしました。