楽しく愉快な人生を

ー いつも模索しながら ー

曲芸の猿は”動物虐待”か

2014年03月19日 | 日記

19日(水)は、お天気の予報とは違い気温も高く晴れました。スプリングコートを着たり、ダウンコートの人は、前をはだける具合でした。

用事のあと、千里中央の広場で、今日も猿の曲芸見世物をやっているのを見ました。長期の予約?契約?でしょうか、ここではこの見世物をよく見ます。いつみても猿は素直に演技しています。素人的に私が見ると、こういう見世物は、猿の演技だけではなく、猿を操る人間の演技、セリフ、話題、口調なども大きく影響しているし、猿の持つ演技が「人間に似た行動の口上との食い違い」を見せることが面白いことになります。例えばあっち向け、というと猿は素直に向いて見せた後、こっちへ来いというと、全然知らん顔、といった類です。こういう演技を普段に密かな訓練をして、口上と合わせているのでしょう。本来野生の動物に演技を教えることを「ヅーチェック運動」(イギリス発祥の動物園監視運動)では動物虐待に含める話を聞いたこともありました。曲芸見世物でも同じなのでしょうか。

一方で、帰りのある交差点でのことです。紐で結んだ犬と高年齢婦人が横に来ました。信号赤の時でした。婦人は猫撫で?の声で「そんなに先に出たらひかれるよ、信号きちんと守りましょうね」「はい、青になりました。渡りましょうね」と子どもに言うような感じでした。これを見ると自分の癒しや慰めにはそういう言い方もあるでしょうが、言葉が分かるはずもない犬へのある意味で動物虐待に近い「自慰錯覚」ではないのかと思いました。自分が癒されたり、慰めになれば、動物はなんであろうと一向に構わない、気持ちなのでしょうか。情けない。