楽しく愉快な人生を

ー いつも模索しながら ー

久しぶり天満「繫昌亭」へたち寄り

2012年06月15日 | 日記

15日(金)は、梅雨の最中に似合いのお天気でした。持参の携帯傘をさすことはありませんでしたが、今にも降ってきそうなお天気でした。

7月末の人出が多くなる天満天神夏祭りの前でもあり、天神橋筋商店街への用事もあって出かけました。途中の天満宮の脇にある 天満「繫昌亭」の前を覗いてきました。寄席昼席の最中の時間でした。ここでの上方(大阪)落語は2,3回聞かせさせてもらったことがあります。江戸落語と比較すると、どちらかというと、庶民生活、会話の面白さなどが感情的でどぎつい(表現が直接的な)感じです。古典ものでは江戸落語の中に出てくる大家さん、熊さん、八さんなどの「長屋族ばなし」というより、「商家家族(謹厳オヤジとグウタラ息子など)中心」のお話が多いように感じます。大阪の落語を聞くようになったのは、会社時代(工場勤務の時)、近くの席に座っていた女性の一人がある師匠の娘だと聞いてから興味を持ちました。その師匠が亡くなった以後も、娘さんと縁のない職場へ移ってからも落語を聞く趣味は残りました。繫昌亭には、近いうちにまた聞きに行くつもりで、出し物や座席料などを確認してきました。まだ数年のもので新しく出来た小屋ですが、柳などがあつらってあり幾らかの風格を感ずるようになりました。江戸落語の上野や新宿の小屋のように多少なりとも歴史を重ねて欲しいものだと心の中でエールを送ってきました。師匠と弟子を合わせると、大阪落語で総勢200人位が生きていると聞きました。頑張れ。