楽しく愉快な人生を

ー いつも模索しながら ー

パーキンソン病で旧友を失って

2011年03月12日 | 日記

12日(土)は春の晴れたお天気になりました。コートを脱いでブレザーだけで格好よくした人も大勢いました。わたしは、残念がら薄手のコート着用です。

ボランティア帰りに「大阪国際交流センター」の前に出ていた看板に大阪パーキンソン病のフォーラムがあるようなことが書いてありました。現在開催されているような内容でした。実は、私は先日子どもの時以来の友人を失いました。パーキンソン病とかでここ10年近く闘病した友人です。神経系統の病気らしく、手足が震えたり、麻痺する病気と聞きます。彼は小学校から高校まで一緒で、絵画の優れた才能を持っていました。大学は一緒ではなかったのですが彼は彫刻に変わったようです。その後、ある女子短大の美術教師をしていましたが、彫刻では全国的に名が知られるようになりました。毎年、京都でグループの展示会があり、最も辛辣な批評の私などへも招待状が来ていました。学校引退後、田舎のアトリエに引きこもり彫刻の創作に、また友人たちの陶芸教室指導などに協力していました。パーキンソン病という原因不明の難病にかかり、(私は脳梗塞の後遺症だが)負けないように乗り切りたいと張り切って私に言っていました。暫くご無沙汰をしていて、今年に入り突然彼の訃報を聞きました。子どもの頃あれほど元気だった彼が、と絶句しました。パーキンソン病という病気は罹病者が多いと聞きます。フォーラムでこの難病を克服する道を見つけてほしいものです。看板を見て暫く感慨にふけりました。