
ルフィ、ゾロ、サンジ、チョッパーは「フランキーハウス」に殴りこみに行った。

怒り心頭のルフィに、さらに追い討ちをかけるようにフランキーの部下が嘲笑する。
「あの"貧弱長ッ鼻野郎"のいる一味の船長だ!!!テメェの実力の程っも知るってモンだァ!!!」
ルフィ達4人の目は怒りに満ちていたが、黙ったままだった。
ウソップはこの人数で、こいつらに何をされたのかを悟ったのだ。




4人の暴れっぷりに、1億ベリーの賞金首の恐ろしさを思い知った一家の部下はあわてて「2億ベリーはもうフランキーのアニキが買い物に出ちまって、ここでどれだけ暴れても、あの金はもう戻らねェんだ!!」と弁解したが、4人の怒りは止められない。
「・・・そういう事っちゃねェんだよ・・・。」「お前ら骨も残らねェと思え」

4人は「フランキーハウス」を言葉通りぶっ潰したが、気持ちが収まる事はなかった。

チョッパーがウソップの応急手当てをするのを待つ間、ルフィは船長として考えていた。
長い間黙り込んでいたルフィが、唐突に決断を口にした。
「船よォ・・・決めたよ・・・。ゴーイング・メリー号とはここで別れよう」


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