ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

38巻-366話 出撃!! (海列車バトルゲーム-7)

2016年07月06日 | ウォーターセブン編





ココロさんが叫ぶ。
「水路を出るよ!!!『ロケットマン』!!!全員覚悟決めなァーーーー!!!」

バシュン!!という大音響と共に、海列車はまるでロケット砲のように「トムズワーカーズ」本社跡の倉庫を飛び出した。
直後、フランキー一家の専用キングブルの「ソドム」と「ゴモラ」が曳く馬車のようなものに乗った、フランキー一家総勢50人を乗せた船らしきものも飛び出して、「ロケットマン」に強制連結した。
キングプルとは、ウォーターセブンで活用されていたヤガラブルの最上ランクの水性生物で、荒波をものともせずに走るのが特徴だが、さすがのキングブルでもアクア・ラグナは越えられないらしい。




あとは海列車の車輪が、海を漂う線路を掴まねばならない。
ココロさんはビール片手に「開発から海列車を見てきたアタシをナメんじゃらいよ!!!」と意気込むと、運転室より全車両へ緊急連絡を流した。
「これから線路を掴むと急激に速度が上がるよ!!軽症で済むようにしっかりしがみついてな!!!」




ルフィはこの警告を無視して、「ロケットマン」の外の最前列の"特等席"に陣とっていたが、線路を掴んだ瞬間のまさに暴走と表現すべき物凄い速度と重力と風に吹き飛ばされそうになって、車内に逃げ込んできた。
「ロケットマン」がフルスロットルで線路を掴んだなら、あとはその暴走に任せてひたすら走るだけ。ココロさんも操縦席を離れて客室へと戻って来ていた。

車内には、ルフィ同様とてもじゃないが外に居れなかったフランキー一家、ココロさんに黙って付いてきてしまったチムニーとゴンベ、そしてなぜかガレーラ・カンパニーのパウリー他2名もいた。
ガレーラの大工達は、アイスバーグさんの仇討ちの為に命を懸けるのだと言う。
パウリーは、長年共に働いた仲間達との決別の為でもあったのかもしれない。




パウリーの口から、ガレーラの仲間が潜伏していた政府諜報部員である事を告げられ、皆が敵の正体を認識したところで、ルフィが声をあげた。
「じゃあ、まー・・・フランキー一家とも、ガレーラの船大工とも町じゃゴタゴタあったけど、この先はここにいる全員の"敵"は同じだ!!
せっかく同じ方向向いてるもんがバラバラに戦っちゃ意味がねェ。いいか、おれ達は同士だ!!!」
と協定を結んだ。




そして、敵の中でも一番強い"ハトの奴"はルフィが必ずぶっ飛ばす、と宣言する。
お前たちは手を出すな、という意味なのかもしれない。
ゾロも「そうだな、この戦いは奪られたモンを"あの4人"から奪いかえす戦いだ。あいつらへ到達しなきゃ何も終わらねェ」と付け加えた。

ルフィは「先に出た海列車には、おれ達の仲間も乗り込んでる!!!戦力はまだあがる!!!大波なんかにやられんな!!!全員目的を果たすんだ!!!行くぞぉーーー!!!!」と指揮をとると、先程までバラバラだった全員が「ウオオオオオーーーッ!!!」と心を一つにして吠えた。
ルフィは、こういう時に船長としての資質を発揮する。




この会話を黙って聞いていたココロさんが「んががが、さーおめェらこの波、何とかしてみせなァ!!!」と無謀なミッションを言い渡した。



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