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ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

121話 わかっていた  (リトル・ガーデン-8)

2015年11月01日 | アラバスタ編




Mr.5とミス・バレンタインに掴まったビビは、自分のせいでボロボロに痛めつけられたルフィ、ウソップ、カルーの姿に心を痛めつつ、連行されて行った。



一方、Mr.3に捕まったブロギーも、"ろう"で出来た全身束縛装具【キャンドルジャケット】に体の自由を奪われていた。その体勢のまま、残酷なことを聞くこととなる。
Mr.3は「よかったじゃないかカネ。永い決闘の決着が、たとえ"人の加勢"による賜物であっても、勝利とは嬉しいものだ。違うカネ?」

そこに連行されてきたビビは、「Mr.3!!やり方が汚いのよ!!!ドリーさんのお酒に爆弾を仕込むなんて!!!」とMr.3を責めたが、「姑息」が信条のMr.3がそんな言葉に動揺するはずがなかった。

動揺したのは、ブロギーだった。ブロギーがドリーに渡した酒に爆弾が入っていた・・・!?そういえば、戦いの前に酒の味を聞くと「神の味がしたぜ」と言っていた・・・。事実を知ったブロギーの苦悩は計り知れない。

そんな巨人達を横目に、Mr.3は【特大キャンドルサービスセット】をつくりあげ、そこにさらってきたビビ、ナミ、そしてゾロの足を固定して立たせた。


3人の頭上で、不気味なかぼちゃのような人形がぐるぐる回りながら、溶けたろうが霧状になって落ち続け、3人の体に付着していく。
Mr.3は嬉しそうに解説した。
「君らの頭上から降る"ろう"はやがて君ら自身を"ろう人形"に変える!!!まさに魂をこめた"蝋人形"だカネ!!芸術の名のもとに死んでくれたまえ!!!」

ナミは、傍らで倒れているブロギーに助けを求めたが、Mr.3がかわりにあざ笑った。
「そいつは、相手が傷を負っていることにも気付いてやれず、100年戦い続けてきた親友ドリーを、自分の斧で切り殺し、勝ち誇り、涙まで流して喜んじまった。てめェの間抜けさに泣いたか、一丁前に友の為に泣いたか知らんが、もう取り返しはつかねェのさ、バカめっ!」

ブロギーはその言葉を否定した。
「わかっていた・・!一合目を打ち合った瞬間から、ドリーが何かを隠していることぐらい・・・!!」
では、なぜ戦いを辞めなかった?と聞くMr.3に、ブロギーは怒りをあらわにした。
「決闘のケの字もしらねェ小僧に、涙の理由などわかるものか!!!弱っていることを隠し、なお戦おうとする戦士に恥をかかせろと・・・!?そうまでして決闘を望む戦士に!!!情けなどかけられるものか!!!」



ゾロは、黙ってこの巨人のやりとりを聞いていた。

怒りに身を任せたブロギーは、【キャンドルジャケット】を力技で壊して動き出した・・・が、Mr.5の爆弾によって気絶させられてしまう。



その頃、意識を取り戻したルフィが、地面にのめり込んだウソップに「・・・あいつら許せるか?」と聞いた。
ウソップは、「いいや・・・許せねェ・・・」と答え、カルーは泣きながら、ルフィの周りの土を掘り出した。
ルフィに「・・・お前、悔しいのか?」と聞かれてカルーは大きく「クエッ!!!」と叫んだ。

「よし!!じゃあ3人で行くかっ!!あいつらたたき潰しに・・・・!!」
ルフィが動き出す。


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