
海底探索兄弟マシラとショウジョウから逃れたゴーイング・メリー号は、ジャヤ東の海岸にある「モンブラン・クリケット」の家に到着した。
「夢を語る」男の家は、外見の見栄えだけが立派な、実質簡素な家で、その家には誰もいなかった。

ロビンが町で聞いてきたその男の"夢"とは、「ジャヤには莫大な黄金が眠っている」というもので、嘘つき野郎として町を追われたらしい。

家の近くで、ナミが一冊の年季の入った絵本を見つけた。
『うそつきノーランド』
"北の海"生まれのサンジが、そのタイトルに反応した。
サンジが言うには、"北"では誰もが知る有名な絵本で、童話の主人公ノーランドはその昔、実在した人物なのだという。

むかしむかしのものがたり。
それは今から400年も昔のお話。
北の海のある国に、モンブラン・ノーランドという男がいました。
探検家のノーランドの話は、いつもウソのような大冒険の話。
だけど、村の人達には、それがホントかウソかも わかりませんでした。
あるとき、ノーランドが旅から帰って、王様に報告しました。
「私は偉大なる海のある島で、山のような黄金を見ました。」
勇気ある王様は、それを確かめる為、200人の兵士をつれて、偉大なる海へと 船を出しました。
大きな嵐や、怪獣達との戦いをのりこえて、その島にたどり着いたのは、王様とノーランドと、
たった100人の兵士達。
しかし、そこで王様達が見たものは、何もないジャングル。
ノーランドは、うそつきの罪でついに、死刑になりました。
ノーランドの最後の言葉はこうです。
「そうだ!山のような黄金は海に沈んだんだ!!」
王様たちは呆れてしまいました。
もう誰もノーランドを信じたりはしません。
ノーランドは、死ぬときまでウソをつくことをやめなかったのです。


話はそこまでだったが、ナミはウソップを見ながら話を少し付け加えました。
「・・・死んでしまいました。勇敢なる戦士に、なれもせずに・・・。」
その時、突然ルフィが海にひきずりこまれたかと思うと、海から、頭に栗を乗せたマッチョなおっさんがあがってきた。
その男こそ、その家の主で海賊「猿山連合軍の最終園長(ラストボス)、モンブラン・クリケット」、その人であった。

ルフィ達を、金狙いの強盗とカン違いして戦おうとしたクリケットだったが、戦う前に、突然倒れてしまった。
チョッパーの診断によれば、毎日毎日無茶な潜水を繰り返し続けた結果、慢性の『潜水病』になっているのだという。潜水病は、死に至る危険な病だった。
麦わらの一味は、このおっさんがなぜそんな無茶な事をしているのかはわからなかったが、手厚く看病を続けた。
その頃「モックタウン」では、ベラミー海賊団がこの「モンブラン・クリケット」の話題で盛り上がっていた。
"北の海"出身のベラミー達も、当然「うそつきノーランド」の童話は知っており、その子孫であるモンブランが400年経った今、先祖の嘘つきの汚名を晴らすために、この島でうそつきノーランドの言った黄金を探していると知って、大笑いしていた。
http://www.worldresearchconference.com/what-are-suspense-techniques/
https://wegoflc.com/whats-right-about-professional-term-paper-writers/
https://says.asia/10-factors-that-affect-case-study-writing-service-online/