ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

300話 交響曲(シンフォニー)   (おれ達はここにいる-8)

2016年04月30日 | 空島編





スカイピアを失い、雲隠れの里を失って空島を離れようとしていた人々が、次々と「神の島(アッパーヤード)」へと上陸してきた。

この島でエネルに倒されていた、ラキ、カマキリ達シャンドラの若き戦士達や、エネルの元で戦わされていた神官達も、
6年間監禁され、エネルに労働を強いられていた神兵達も続々と解放されて集まってきた。
死んだと思っていたコニスの父パガヤさんも、白海まで落とされたものの命は助かって戻ってきた。

ルフィとナミは、森の中の神官達の食糧庫から食糧をゲットして、元気にみんなの元へ帰ってきた。


エネルの雷にやられていたサンジとゾロが目を覚ました。
ゾロは、最後の最後まで自分の命を顧みずに戦ってボロボロになってワイパーの体を気遣っていた。
ワイパーの想いが、、、なぜか放っておけなかったのだ。



ロビンは、この空島で起ったことを一人考えていた。
自分のすべき事・・・・、自分の生きる意味を考えていた。





美しい満月が「神の島(アッパーヤード)」を明るく照らす頃、ようやくワイパーは目を覚ました。
青海人のチョッパーが手当てし、空の人のコニスに看病されたシャンディアの戦士は、驚くべき光景を見る。


酋長が言う。
「遠い過去にたとえどんな壮絶な戦いの理由があったとして、今生きる我々にはこの空が故郷。
少なくとも”大地(ヴァース)”は何者も拒んではいない。」


その言葉をガン・フォールが繋げた。
「そうだとも・・・少なくとも人々は今、誰一人戦いなど望んではいない」



あの戦いが終わった日の夜、ルフィの号令で”大宴会”が始まったのだ。
スカイピアも、シャンドラも、青海人も関係なく、敵も味方もそんなものはもうなく、みんなが一緒になって笑っていた。












空島を明るく照らす満月の下には、エネルの船は、戦いに負けて気絶したままの4人の神官を乗せて、再び動力を取り戻して空を進んでいた。
エネルは、夢を諦めてはいなかったのだ。
神として、在るべき場所へ還ろうとしていた。
自分にふさわしい、夢のような”果てしない大地”へ向かって飛んでいた。

「さァ行こうマクシム。夜にまばゆく浮かぶ、あの神の世界へ、限りない大地へ」
エネルが目指したのは、”限りない大地(フェアリーヴァース)”こと、空に浮かぶ”月”であった。





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