ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

484話 ぷに    (バーソロミュー・くま現る-2)

2016年11月04日 | スリラーバーク編




船長が機能しない今、ゾロが敵の前に立ちはだかった。
「ケンカは買った。加勢はいらねぇ、恥かかせんじゃねぇよ」と。
ゾロは、この時すでに「暴君くま」の恐ろしさを感知して、仲間を自分一人で守ろうとしたのかもしれない。



くまは、その姿勢に感心した。
「なかなか評判がいいぞ、お前たち。”麦わらのルフィ”の船には、なかなか腕の子分が数人いるとな」これには、麦わらの一味はそうじて照れた。







だがゾロは、これだけの大物を前に、一瞬たりとも緊張を解かず刀を抜いた。
「災難ってのは、畳み掛けるのが世の常だ。言い訳したらどなたか助けてくれるのか?死んだらおれはただ、それだけの男・・・!!!」

ゾロが攻撃に出るより、くまの攻撃の方が早かった。
手を前に向けただけで、手から”何か”が勢いよく噴出され、壁に”肉球”状の型を残して破壊していった。
ゾロはとっさに避けたが、当たっていたなら、骨が砕けていたはず。



「暴君くま」の手をみると、その手には、動物の”肉球”のようなものがついている。
「おれは”ニキュニキュの実の【肉球人間】」







その手に触れるものは、なんでも弾きとばしてしまう。
もちろんゾロの斬撃も「ぷに」の音とともにゾロごと弾き飛ぶ。
これでは、手も足も出せない。
オーズやモリアとの戦いのダメージや疲れは関係なく、圧倒的な力量差があるのだ。




さらに恐ろしきは、空気を手で押すだけで、空気そのものを武器に出来る事だった。
【つっぱり圧力砲(パッドほう)】は、小さな肉球状の圧縮された空気の塊が凄い勢いで飛んでくる。

さらには、その両手で空気を握って圧縮していった。
ナミが青ざめる。大きな大気の塊を、ああまで小さく圧縮されると、元に戻ろうとするエネルギーはものすごい衝撃派を生み、相当な爆弾となる・・・!!

暴君くまは「お前たちの命は助けてやろう。そのかわり”麦わらのルフィ”の首一つ、おれに差し出せ。その首さえあれば、政府も文句は言うまい。さぁ、麦わらをこっちに・・・」


だが、麦わらの一味はもとより、その場にいた者達全員が声を揃えた。
「断る!!!!」



次の瞬間【熊の衝撃(ウルススショック)】と名付けられた空気爆弾がくまの手から解放された。










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