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ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

114話 進路 (リトル・ガーデン-1)

2015年10月24日 | アラバスタ編




囮となったイガラムの乗った船が、バロック・ワークス社の追手に爆破された。
すでにビビの正体がバレている可能性が高く、早急にビビを連れてウィスキーピークを出る必要がある。バロック・ワークスの社員は総勢2000人はいる、と言われている。

ルフィ達は知らないが、イガラムの船の爆破現場に社長の片腕、副社長の「ミスオールサンデー」がいた。




その「ミスオールサンデー」が、ゴーイング・メリー号にいつの間にか乗りこんでおり、不敵に声をかけてきた。
「さっきそこでMr.8に会ったわよ?ミス・ウェンズデー」
その言葉で、この女がイガラムを殺したことを察し、ビビは青ざめた。



ビビがバロック・ワークスの社長の正体を知ったのは、この女を尾行したのがきっかけだった。だけど、女は「わざと尾行させてあげたの、つい協力しちゃったのよ。本気でB・Wを敵に回して国を救おうとしている王女様が、あまりにもバカバカしかったから・・・」と冷ややかにビビを笑った。

ビビが悔しさの衝動にかられて動くより先に、麦わらの一味が武器を構えて女を取り囲んでいた。
だが、女は少しも動揺することなく「そんな物騒なもの、私に向けないでくれる?」と身動き一つすることもなく、涼しい顔でサンジとウソップを投げ飛ばした。当然、この女も悪魔の実の能力者である。




女はまた身動き一つせず、指1本も動かさずに、ルフィの頭から麦わら帽を取ると、自分の頭にかぶせた。
今まで女に対して無反応だったルフィが、ここでようやく女を敵と認識した。

「不運ね。BWに命を狙われる王女を拾ったあなた達も、こんな少数海賊に護衛される王女様も。そして何よりの不運は、あなた達の「記録指針ログ・ポーズ」が「リトル・ガーデン」を指していること。私たちが手を下さなくても、アラバスタ到着前に絶滅するわ」と言うと、女はビビにアラバスタを指す『永久指針エターナルポーズ』を渡した。

これがあれば困難な航路を避け、ルフィ達を危険に逢わせることなく、最短距離でアラバスタに到着するルートを指し示す。だけど、イガラムを殺したBWの副社長の女を信じていいのか・・・。

ビビが迷っていると、ルフィがその『永久指針』を壊して言った。
「この船の進路を、お前が決めるなよ!!!」





女は「・・・そう、残念」と少し嬉しそうに言うと、「生きていればまた会いましょう」と言い残して船を去った。


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