ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

47巻-451話 ペローナの不思議の庭 (夜討ち-2)

2016年10月01日 | スリラーバーク編




「夜討ち」を開始したペローナは、ペットの「クマシー」に、もうすぐここにリスキー兄弟が棺桶を運んでくるので、受け取ってご主人の元へ運ぶように、それから喋るとかわいくなくなるので喋らないようにと言いつけてて、海賊船に財宝を取りに出かけていった。

リスキー兄弟は、その小さな体でせっせと、ナミ達3人の入った棺桶をペローナ様の部屋へ届けようと頑張っていたが、こけてしまい、その勢いで棺桶から転がり出たチョッパー達3人にやられてしまった。
ナミ達3人は、先程のサムライゾンビに"峰討ち"で気絶させられて、棺桶を詰め込まれたいたのだった。




3人が放り出されたのは、「ホグバックの研究所」がある建物と、より大きな建物を繋ぐ渡り廊下に作られた森、『ペローネの庭』で、そこにはかわいい・・・のかどうか微妙な動物ゾンビ達がたくさんいた。








どの動物も意外に強く、3人の力では勝てそうにない。
チョッパーがやられ、ウソップがやられ、ナミが危険にさらされた時だった、動物ゾンビの中からペンギンが1匹飛び出してきて、ナミを守って叫んだ。
「このレディがどこの誰かは知らねぇが、たとえご主人様の命令に背いても・・・おれは死んでも!!!女は蹴らん!!!文句があるからかかってこい!クソゾンビ共!!!」



このセリフ・・・・・・このポリシーは間違いなくサンジのそれだった!!!

動物ゾンビ達も驚いた。ゾンビはご主人様に逆らえないようになっているハズ・・!!
犬ペンギンは答える。
「常識では測れねぇ力・・・、不可能を可能にする力!!全てを吹き飛ばすそのハリケーンの名は・・・"恋"!!!」




そのバカ丸出しの理論に、ナミ達はますますペンギンの精神がサンジである事を確信するが、犬ペンギンに仲間の記憶はなく、単に「女」を守っているだけのようで、敵である事には変わりがないようである。



犬ペンギンの活躍で一旦は落ち着いたかに見えた「ペローナの庭」に、新たなゾンビが走りこんできた。
それはウェディングドレスを着たイノシシゾンビのローラで、ナミを見つけた途端に「この泥棒ネコめがァァァ!!アブ様は渡さないってのよォォォ!!!」とナミを殺しにかかってきた。

ナミを守る為に女猪の前にでてきた、犬ペンギン・・・略して「犬っぺ」だったが、イノシシゾンビローラに投げとばされた。犬っぺは倒れながらも「たとえ死んでも女は蹴らん!!!」と男の意地を貫き、ウソップとチョッパーは「あれを女と認めるとは見事だ!!」と心から賞賛の拍手を送った。

その隙に、アブサロムがナミを抱きかかえて逃走した。
アブサロムはナミの【サンダーチャージ】の雷も効かず、その雷に打たれたかのようなショックに「・・これが恋!?」と思い込む、サンジの匹敵する女好きのバカであった。




また、サンジの強さを誇る犬っぺを、手を触れることなく遠隔からはじき飛ばしてしまう強力な力の持ち主でもあった。さらに透明になって目をくらませて移動する能力をも持つ。




アブサロムの手から落ちたナミを、再び猪ローラが襲い掛かってきた。猪の脚力に逃げ切れるわけがなく、絶対絶命に追い詰められたナミは咄嗟の嘘をついた。
 「ちょっと待って!私、実は"男"なんだぜ!!!!!」






ナミは畳み掛けるように攻撃を仕掛けていった。
「オカマなの!冗談じゃないわよーう!あんたと獣男すごくお似合いよ、私応援したいと思ってたの!!顔を上げてマイフレンド!友情ってこういうものよ、私は"ナミゾウ"、ナミって呼んで」とにっこりと微笑みかけた。


誰にも応援してもらえなかった辛い恋の道を孤独に歩き続けてきた猪ローラの胸に、このナミゾウの言葉は突き刺さった。
そのままの勢いで、ナミはローラの恋の相談に的確なアドバイスをし、すっかり和気藹々と馴染んでいる。ナミは恋バナの話の中に、さりげなく屋敷の財宝置場の事を聞き出していた。
ナミと友情を育むローラは、あっさりと「それはペローナ様の部屋から行けば近い」ことを教えてくれた。



そして、ナミを追いかけてきたアブサロムに猪ローラをけしかけている間に、ナミ達3人は逃げ、その後ぷっつりと姿を隠した。



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