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ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

161話 緑の町エルマル   (砂漠の町ユバ-2)

2015年12月11日 | アラバスタ編





バロック・ワークスのオフィサーエージェント達が、夢の町「レインベース」に向っている頃、ルフィ達一行は緑の町「エルマル」に到着した。

エルマルの港に到着した直後、ルフィは川の生き物「クンフージュゴン」に戦いを挑まれて勝った。このクンフージュゴンという動物は群れで生活する武道派で、戦いに負ければその相手に弟子入りするという習性を持っていたため、ルフィへの弟子入りを懇願されることとなったが、動物と会話の出来るチョッパーの活躍で、どうにかクンフージュゴン達と別れ、町の中心部へと向った。




ルフィ達が見たのは「緑の町」とは程遠い、一面砂に覆われた砂漠に沈むゴーストタウンであった。
ビビは、ここ3年、この国のあらゆる土地で一滴の雨さえ降らなくなってしまった為、エルマルのような枯れた町が国の至る所にあるのだと、説明した。
先ほど居た港町「ナノハナ」は、隣町にあるオアシス「カトレア」から水の供給を受けているので無事であったのだと言う。


全国で3年間降雨ゼロという異常気象に反して、王の住む宮殿のある首都「アルバーナ」だけは、いつもより多くの雨が降り続いていた。
”あの日”事件が起こるまでは、人々はそれを「王の奇跡」と呼んでいた。



”あの日の事件”は2年前に港町「ナノハナ」で起こった。
ある日、船から降ろされた巨大な積荷が運搬途中に落下する事故があった。落下の衝撃で、荷物の中にあった”緑色の粉”が公衆の面前に撒き散らかった。運搬の男は「大変だ!こいつをアルバーナのコブラ王に届けなきゃならねぇのに!」と人々に聞こえるように言って立ち去り、その緑の粉は「ダンスパウダー」であることが判明して、国中大騒ぎとなったのだ。


ダンスパウダーの別名は「雨を呼ぶ粉」。
昔、どこかの国の研究者が作り出した、雲を成長させて人口雨を降らせる粉なのだが、粉を使って雨を降らせると風下では「干ばつ」が起こることがわかり、以来世界政府は「ダンスパウダー」の製造・所持を世界的に禁止した。
使い方一つで、幸せも悪魔も呼んでしまう粉、それがダンスパウダーであった。

王宮に運びこまれるはずの大量の「ダンスパウダー」が見つかった時、王の住む町は例年にない雨で、周辺地域では全く雨が降らないという異常気象の王の陰謀だと、国民の疑惑は一気高まった。


ビビの嘆きと怒りはそこにあった。
「全てはクロコダイルが仕組んだ罠!!彼の思惑通り反乱は起きた!!!町が枯れ、人が飢えて、その怒りを背負った反乱軍が、無実の「国」と戦い殺しあう・・・!!!国の平和も・・、王家の信頼も・・・、雨も・・・、町も・・・そして人の命までも奪って、
この国を狂わせた張本人がクロコダイルなの!!なぜ、あいつにそんなことをする権利があるの!!?・・・私は!!!あの男を許さないっ!!!」











ビビの話を聞いていたルフィ、サンジ、ウソップの腹の怒りは収まらず、使う人の居なくなった砂漠の町の建物を力任せに破壊した。
「・・・さっさと先に進もう。ウズウズしてきた。」
















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