ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

42巻-409話 凶報緊急大放送

2016年08月19日 | エニエス・ロビー編




現在の「司法の塔」の状況
・1階「迎賓フロア」では、サンジがつるつるボディのまま意識を失っている。
・塔外部では、4番の鍵を持ったフランキーが、チョッパーに投げ飛ばされて意識を失っている。
・塔の外壁を、意識を失い怪物と化したチョッパーが昇っている。
・4階「狼の間」では、ゾロとそげキングが、2番の手錠に繋がれたまま、カクとジャブラ相手に苦戦中。
カクの持つ鍵は5番、ジャブラの鍵1番
・5階「カリファの部屋」では、ナミがカリファと苦戦中。
・「フクロウ」と「クマドリ」は戦闘敗北。




「裁判所」の状況
門番の巨人「オイモ」と「カーシィ」、フランキー一家、ガレーラの3人の職人全てが海兵に逮捕されていた。
皆が、その命を懸けて送った”麦わらの一味”は、今「司法の塔」で「CP9」との直接対決に至っている。後衛に徹した彼らは海軍衛兵の摑まっていたが、仕事を果たした満足感があった。
あとは、”麦わらの一味”を信じて任せるだけ。




ルフィサイド
ロビンとハトの奴(ルッチ)を追いかけたルフィは、「正義の門」へ向かって進もうとして小舟で一人海に出たが、荒れ狂う渦潮巻く海に一瞬で溺れていたところを、チムニーとネコに助けられた。




チムニー達はスパンダムを尾行し、海底地下通路を通って行ったことをルフィに教えた。
地下通路に入るには頑丈な鉄の扉を専用の鍵で開けるしかなかったが、ルフィは【ギア3】で、鉄の扉を一撃で破壊した。
だが、チムニー達はその怪力よりも、海賊にーちゃんがチムニーより小さな子供になっている事に驚愕した。








だがその縮まった体も、「司法の塔」地下の海底通路を走っている間に元に戻った。
「ロビーーーーン!!待ってろよー!!!」

地下通路の先では、ロビンがかすかにルフィの声が聞こえた気がして立ち止まった。
だが間もなく「地下通路」も終わり、「ためらいの橋」に到着する。
「ためらいの橋」は前半の途中まで進んで「門」を開らくと、後半の橋が海中からせり上がり、やっと「正義の門」を通過する事が出来る仕様になっていた。門が閉ざされれば最後、ロビンの希望は絶望へと変わる。




そこで再び、ルフィの声が聞こえた。今度の声は近くスパンダムにも、ルッチの耳にもその声は聞こえ、ロビンの顔にかすかに笑顔がこぼれた。




ルッチは、ロビンとスパンダムを先に行かせると、自分は「ためらいの橋」の支柱内部の部屋でルフィを待ち構えた。
「司法の塔」の地下にまで海賊に踏み込まれたことに焦ったスパンダムは、『CP9』へ指示を出そうとして子電伝虫と間違えて、ゴールデン電伝虫の通話ボタンを押してしまっていた。




誤りであろうが、何であろうが、そのスイッチを押せば自動的に『バスターコール』がかかる。
ロビンがその命を捨ててでも制止したかった『バスターコール』が、スパンダムのうっかりミスで発動されてしまったのだ!!!


青キジのゴールデン電伝虫より『バスターコール』の発動要請がかかった「海軍本部」は一斉に活動を開始した。迅速に軍艦10隻、中将5名が召集され、30分で現地に到着する予定だ。


スパンダムが「『バスターコール』をかけちまったーーーーっ!!!」と叫ぶ声と、ニコ・ロビンの「バカな事を!!!今すぐ取り消しなさいっ!!!」との悲痛な叫び声は、スイッチ入れっぱなしの子電伝虫を通じて、エニエス・ロビー全島に響きわたった。

いつも冷静沈着なロビンが、取り乱していた。
「あの攻撃に人の感情なんてないわ!このエニエス・ロビーにある全ての物を、人も!島そのものを焼き尽くす!!何もかも犠牲にして目的を達成する悪夢の様な集中砲火!!!
それが『バスターコール』よ!!!20年のオハラで何があったか、あなたは知らないから・・・!!」



だが、スパンダムは開き直った。
「ああ結構、カティ・フラムがブルトンの設計図を燃やした今、お前の存在だけが古代兵器への手がかり。一時代をひっくり返す程の軍事力がかかっているんだ。
そのお前を連行する為に、たとえ兵士が何千人死のうとも!栄えある未来の為の犠牲と言える!!!
何よりおれの出世もかかってるしなァ!!!」


ロビンが叫ぶ。
「人の命を何だと思ってるの!?」

スパンダムは「そもそも侵入した海賊共を止められねェ能無しの兵士共など死んだ方がマシだ!バカ野郎!!!」と豪語したが、その声は島内の全兵士に聞かれていた。

ロビンは、子電伝虫のスイッチ入れっぱなしに気づき、全島にむかって叫んだ。
「全員島を離れて!!!!エニエス・ロビーに『バスターコール』がかかった!!!!島にいたら誰も助からないわ!!!!」




だがその声は、スパンダムによるロビン殴打の音と共に消されたが、メッセージは兵士達に届き、海兵達は「大変だー!!!海軍が攻めてくるぞーー!!!」と我先にと逃げ出した。

「司法の塔」の『CP9』達も避難が必要な事を悟ったが、麦わらの一味は誰もこの事態に動揺しない。
ナミが言う。「こういう状況、慣れてますから!!」



「裁判所」の上から様子を見ていたココロさんが大いに笑った。
「んがががが…海賊小僧、おめェ一体どんな星の下に生まれて来たんらい!
また輪をかけて、面白くなってたれェ!!!んがががが!!!」




『バスターコール』発動の中、ルフィはようやく「ためらいの橋の支柱」に辿り着いたところで
ハトの奴・・・ロブ・ルッチと対面する。
「よく来たな」とルッチはニヤリとした。










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