
白ひげの引き起こした巨大津波を、青キジの【氷河時代(アイスエイジ)】が一瞬で凍結させて止めた。

青キジは続けて【両棘矛(パルチザン)】で氷の矛を白ひげに投げつけたが、大気を叩いた振動で青キジ本体の氷ごと粉々に砕き、海上に落下した青キジは、湾内の海水を凍りつかせ、白ひげ海賊団の船は閉じ込められた。

だが白ひげ海賊団の海賊達はひるむことなく「いい足場が出来た!気持ちが燃え滾って暑苦しいとこだ!!」と氷を足場にして、一気にマリンフォードに向けて出撃した。
出迎えたのは海軍中将の揃い踏みだった。バスターコールなど比にもならない海軍の大戦力の集結である。



かくして、歴史にその日を刻む「頂上決戦」が始まった。
その主役があるエースは、この事態に青ざめた。

七武海で初めに動いたのは、意外にも”鷹の目”のミホークだった。
「推し量るだけだ・・・近く見えるあの男我々の本当の距離を・・・」と言って背の剣を取って一振りすると、凍った湾がバッサリと2つに斬れ、斬激の衝動派がまっすぐに白ひげに向かって走った。
だが、白ひげはピクリとも動じない。その斬激を止めたのは、白ひげ海賊団3番隊隊長「ダイヤモンド・ジョズ」だ。
ミホークの剣をもってしても、そのダイヤモンドの体を斬ることはできない。

次に出たのは大将黄ザル、【やさかにの曲玉】で光を武器として白ひげに撃ってきた。
これに対しても、白ひげは「眩しいじゃねーか」と動じず、その光を真正面から受けて止めたのは1番隊隊長マルコだった。

マルコの悪魔の実の能力は、自然(ロギア)系よりさらに希少の動物(ゾオン)系幻獣種【不死鳥】である。

いかなる攻撃を受けても炎と共に再生する火の鳥の姿で、黄ザルに直接攻撃をかけに行ったが、黄ザルに光の速度と重さで弾き飛ばされた。
だが大将黄ザルの攻撃を受けても、マルコは再び無傷で立ち上がってくるだろう。
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