もっと褒めたかったのに、後味がイマイチ良くなくて……な「ひとこと感想」その8。
のんさん(主人公)の「不思議さ」がうまく生かされた役柄で、性別にも拘っていない?物語になっていたと思う。学ラン姿で街の不良たち(なのかなあ)のバトルに仲間として参加?して、カブトガニを楯に走り回る姿を思い出すと、今でも笑えてくる(^^)(さかなクンはこんな子供時代を送ったのかなあ…)
「ちょっと変わったこども」を持った両親の悩みも深刻には見えず、「実は魚をさばくのは苦手」な母親は全くそんなそぶりも見せず、進路指導に際しても「うちの子はこのままでいいです」と胸を張る。心配している父親も「親としての実力行使」のようなことはしない。
一人暮らしを始めてからも、さまざまな人と出会い或いは再会し、失敗を重ねながらも「自分に正直」な道を進む主人公は、努力(好きなことなら自然に出来てしまう?)と可愛げ(まったく悪気もゴマカシもない)に満ちて見えて、魅力的だった。
ただ一つ、個人的に疑問を感じたのは、出演していた原作者さかなクン(ギョギョおじさん役とのエピソード。「あれは、ほんとに必要だったのかなあ。「帽子」を受け継ぐのには、もっと違う経緯でもよかんたんじゃないか?」その気持ちが今も消えない。
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