『映画スィートプリキュア♪ とりもどせ！心がつなぐ奇跡のメロディ♪』

なぜか長くなった「ひとこと感想」その２１。（ほとんど鑑賞直後のメモを写しただけです。）

アニメの好きな若い友人に、「せっかくフリーパスがあるんだし、まあこういうのも一度くらい見てみたら？」と言われて観に行った、ＴＶアニメの劇場版。観ている間も、その後も、知らなかったコトが色々あって、結構長いメモが残っているので引用する。

「セーラームーンがどういうアニメだったのか、観てないから比較のしようもないけれど、とにかくある年齢層の女の子のかなりの部分がこれを観て育つんだと思うと、今の女の子たちの元気さの理由がひとつわかった？ような気がした。（それに当然、ドラえもんとかポケモンとかと同じで、映画としては正に“ドル箱”なんだろな～。）」

「それにしても、（そもそも親がいるかいないかも含めて）子どもから見た親との関係や、ちゃんと世話してもらえているのかどうか・・・といったことも考慮した上で、さまざまな環境に育つ子どもを元気づけたい！という姿勢を、強く感じるのにも驚かされた。」

「ラスト近くで、キャラの一人である王女は両親を前に、“おとうさん、おかあさん、やっぱりわたし、みんなといっしょに世界のために戦いたいの！”　女の子の世界はもうここまで来てるんだ・・・と、私はちょっと感動してしまった。」

「私はちょっと遅刻したので知らなかったけれど、映画の始まる直前には、子ども料金だともらえるペンライトの使い方の説明があったらしい。映画の最後には、“さあ、みんなでダンスをしましょう♪　でもその前に、２階のお友だちはイスから立たないでね。小さいお友だちもすわったままでおどってね・・・”などなど懇切丁寧な注意の後、豪華絢爛たるキャラたちのダンスが、ポップな音楽と共にスクリーン上に跳ねる。シネコンの天井にはペンライトの光も踊る。」

「帰宅後そんな話を友人にしたら、彼はひとこと。“あれはもう、スーパー・ヒーローものなんだよね （笑）”。」

幼い女の子たちの「今」を見せてもらったという意味で、なんだかすごーく 勉強になった気がした映画だった（本気）。