とにかく、「身も蓋も無いような現実」とか、所謂「悪い人」は出てこない。それがこの作品の気持ち良さなのだと思うのだけれど、ストーリーの途中、12歳の主人公(ピアノと数学の天才!)がネット上の投資で巨額の利益を上げ、それで大好きな祖父や経済危機に陥りかけた両親へ「資金援助」をするようになる辺りから、なんだか妙な感じがしてきた。(その後は全てがハッピーハッピーになって、それまでのきめ細かな描写の仕方とあ . . . 本文を読む
映画のことを書き始めると、なぜか記事がどんどん長くなって、おまけに文章は重くなる。別に深刻なことを書きたい訳じゃない。ただ単に、精神的エネルギーが足りなくて「頭が回らない」だけだと思う。
それでこのところ、観た映画のことがなかなか書けない。このままだとどれも忘却の彼方~になりそうなので、とりあえずどうしても覚えておきたいことだけでも、書いておくことにした。
この『長江哀歌』はドキュメンタリー . . . 本文を読む