夢風庵の日々

夢風庵としてのものづくり活動は諸事情から終了しました。
日々の事々をちょこっと書いていきたいと思います。

京のえぇもん おすそわけ 第二回

2017-09-12 23:00:00 | おでかけ
ワコールスタディホール京都で、京都酢屋千本銘木商会中川典子さんがコーディネーターとして三回開催される「京のえぇもん おすそわけ」。



第二回目の今回の講師は佐々木酒造の佐々木晃さん。(一回目はたしか手作り市へお届け物があって、パスしてしまいました)



重陽の節句ということで、菊の花がテーブルに。



お酒の回なのに、講師・コーディネーター共、下戸というのがなんとも・・・(^^;



今洛中で蔵でお酒を造っているのは佐々木酒造さんともう1軒、2軒だけだと・・・何とか残していただきたい・・・

いつもながら軽妙な中川さんの進行と、今回割とリラックス風の?佐々木さんのお話が面白く、あっという間に時間が過ぎました。

佐々木酒造さんの酒粕を使用した田中長さんの奈良漬にも菊の花びら。
黒文字の入っているかわいい桃の絵の袋は裏具さん。



お昼なので飲む量は控えてたのですが、試飲もほんと太っ腹。



菊酒(きくざけ)は大吟醸「聚楽第」。



こちらはおいしいあてでお酒をゆっくり楽しみたい時に飲みたいお酒。



「古都」と「まるたけえびす」はすっきり飲みやすく、食事の時に飲みたいお酒。








菊の花に綿を被せて香りと夜露をしみこませ、その綿で顔や体をふくと不老長寿ということで、佐々木酒造さんのお酒を使った千本玉壽軒さんの和菓子にも白い綿のように・・・
色違いで3種類。



私はこちらの色。



そして中にはプチプチと・・・イチジクです。



この触感とほんわりお酒の味・・・いろいろ試行錯誤を繰り返し・・・の末に生み出された、素晴らしいお菓子をいただきました。



お土産も太っ腹で、聚楽第、利き酒の時に使う蛇の目のお猪口、ノンアルコールの銀明水、特別なセミナーなどに参加しないともらえないという、かっわいい猫のイラストのファイル他。



佐々木酒造の従業員の猫さんたち。





袋のイラストは木村英輝さん(「キーヤン」の方がお馴染みですね)
ほんま、えぇもんおすそわけしていただきました。

次回は植治さんのお庭の話。
和菓子の会でお話を聞いた事があるのですが、この方のお話しも面白いですよ。