活字になった川柳など

日常と川柳
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川柳についての個人的意見

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2020-01-22 07:05:49 | Weblog
車で出勤 圧雪路面は滑りやすい。それでも走り屋は居る。安全走行だと追い抜かれる。もっとも自分も低速走行の大型作業車は追い越すのだが・・・今日は特に理由もないのに車にした。

読んでよかった二冊 市立図書館蔵書
〇宮野真生子・磯野真穂 急に具合が悪くなる 晶文社 2019.10.30 2刷
ISBN978-4-7449-7156-2 名前の似ている哲学者と医療人類学者の往復書簡集。
宮野先生は病気の経過で表題の通り急に具合が悪くなって亡くなっている。たまたま得た病と共に生き自分の存在の意義を確かめつつ真実の生を全うした。磯野先生は共同研究者かつ友人として寄り添い二人の交流の記録を完成させた。
◎矢島道子 地質学者ナウマン伝 フォッサマグナに挑んだお雇い外国人
朝日新聞出版 2019.10.25 ISBN978-4-02-263090-2 私の卒業した中学のある幕別町はパークゴルフの発祥の地(旧新田べニアが作るクラブはニッタクスというブランド名で知られている)であるほか(合併した忠類町で発見された)ナウマンゾウの町としても有名である。ナウマン博士の業績を紹介して古生物学者ではなくむしろ大地溝帯の発見命名者である地質学者であることを明らかにした。矢島先生はもともと古生物学者だが科学史へも専門を広げている。ナウマン教授はドイツ帰国後は(ミュンヘン大学?)私講師として教鞭をふるいつつ鉱山技師として活躍した。日本の風土及び日本人に親愛の情を持ち続けていたようだが森鴎外などは留学先でナウマン先生の講演内容の一部をとらえ日本人を蔑視しているように曲解して非難している。欧州から当時後進国扱いされていた日本人としてはわかるような気もするが・・・配偶者との縁には恵まれなかった篤学の好人物・教育者かつ親日家としてのナウマン博士に親愛の情を抱いた。

川柳 「遊び」の川柳抜書き進まず。来週発行の「きやり」二月号を楽しみに待つ。宿題の習作はまだ・・・

ノルマ無い仕事は進み今一つ
締め切りが迫ると俄然出るやる気



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